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「見てほら、これこれ♪」 「へえ~投稿掲示板、下記のお題でショートショート小説作って下さい‥‥かぁ。」 僕たちは学校の部室に備え付けのPC画面をお互い見つめていた。 もとは「読書研究会」というつまらなくもオーソ...
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こんどは‥ちゃんとしなきゃね。 ほんとに、全部そろってたんだよ? 四角い校舎も、青屋根の体育館も、桜並木も、川沿いの通学路も、 駅の広い階段も、七夕祭りの屋台も、池のそばの動物園も、巨石の古代遺跡も、
わたしは毒の壺を見つけた。 辺り一面稲の穂が色づく秋の好日、紅を差すとき割ってしまった化粧鏡の代わりになるものはないか?と、 別棟の納屋の奥に入り見回していて偶然見つけたのだ。 うちのお屋敷は代々続く旧家だった。父は医師をしており辿れば先祖は...
かなと、ゆいと、わたしが通学でいつも通る、少し離れた住宅地の中。 古くからある住宅地だから、新しい家と古い家とがまだらに混在して建ってる。 そこで、朝、いつも屋根付きガレージで車を洗ってるおじさんがいる。 一度みんなで挨拶したけど、チラっとこっちを見ただけで...
蒼い月が辺り一面を照らす8月、それは静かな夜だった。 気づいたら僕はそこにいた。何でだろう、記憶が全くないのだ。 ここに来るきっかけもわからない。 空には沢山の星が輝き、蒼い月が地面を照らす。 時折、水の音が聞こ...