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あの娘の白いフリフリのスカートから出てきたのは 赤い赤いアメリカザリガニだった 蝋燭の炎が消えた瞬間に立つわずかな煙や コップの底にほんの少し残ったアイスコーヒーや 隣の家の庭で揺...
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頭がダウンした脳味噌のにゃんすけの分岐点ー 続けなくていいです。 にやんすけは世界中を旅をした。 年は人間にすると30歳くらい。 最近、気になっている場所があるだ。 それはお月様。...
私には前世の記憶がない。 自分が蝶々だったのか花の妖精だったのか。思い出すことが出来ない。 でも、1つ確かなことがあった。 それは私がどっちかだったとしても花の国に住んでいたということだ。 私が住...
掌編小説 ー『別れ前の夜』 熟年の淑女がベッドに伏せており白い甲冑を着た騎士が彼女を看病していた。 夜の中、庵には火が炊かれ、蝋燭に火が灯っていた。 熟年の淑女は流行り病に侵され高年のせいで体力が無く、すっかり...
詩 ー『君に捧げる詩』 君が望むなら。 君が願うなら。 君の盾になって上げよう。 君の騎士になって闘って上げよう。 君の長い髪を梳いて上げよう。 >> 続きを読む