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私はとげが落ちた道を素足で歩いてる この道の終わりはまだまだ先だ 行く当てもない私 その道を歩いてる私の足は皮が剥け血まみれだ 痛くていたくて何度も泣きながら歩いてる ...
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紙に描かれていた残像は、今はもうほとんど見えなくなってしまっていた。 私が見た残像を描き残しておいたのだが、それももう13年も前のことで、フキサチーフもかけてない鉛筆画は消えてしまうのだ。 窓際のロッキンチェアーに座って、小説に火を灯し、灰...
昨晩、高校時代の友人達とちょっといい雰囲気のお店で夕食を食べながら2時間半ほど会話をした。 私を含めて3人で、1人は時々会ってて1人は多分10年ぶりかな?という位超久々に会った。 この彼女、頭が良くて昔から何事か決めたらマイペースに淡々と物...
具合が悪いために会社を早退して、タクシーを拾って帰る。 パリのカルチエ・ラタン地区にわたしのアパルトマンがある。 わたしの部屋は4階にあって、エレベーターは無い。 階段を登ると少し息が切れる。 古いタイプの鍵を鍵穴に挿して回すのだが、もう古くて...
けたたましい目覚ましの音に、体が無意識を追い出して意識を持たんとする。睡眠は途切れたが、眠気がふっつり絶たれたわけではない。うやむやな脳みそのまま、枕元の目覚まし時計のアラームを切る。これが、江波幸助二十七才の朝一番の仕事である。 寝たい寝たいとダダをこねたい自分を律し、時計の隣の...