JAZZ 裏話#2
- 2009/03/05 18:48:49
投稿者:こういち
Rahsaan Roland Kirk (ローランドカーク 故人)と言うSAX奏者を紹介します。
1936年米オハイオ州生まれで、生まれてすぐ病院での事故により生まれながらの
盲目でした。
1956年20歳にして、プロデビューを果たします。彼の音楽は、JAZZにとれわない
R&Bなどの要素も取り入れられており 哀愁に満ちた音楽が特徴です。
そしてなんと言っても、彼の最大の特徴は、””3本のSAX””を同時に加えて
演奏する 独特のスタイルにあります。 自分も初めて そのことを知ったときは、
単に曲芸まがいの 演奏をするのだろうとあまり好意を持てなかったのですが これは
大きな間違いで、彼は目が不自由な分聴力が洗練されていて 楽器(SAX)を
まさに手探りで演奏するうちに 自然と見につけた独自の技巧なんだってことが 大分後で気が付きました。
みなさんも、興味がわいたら是非彼の演奏に耳を傾けてあげてください。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=-uRnvMwD6jM&feature=related
知ってる人が居て とてもうれしいなあ~♪カークも大好きなミュージシャンの一人です。
その裏話は、初めて聞きました。K・ジャレットが、カークのバンドに居たことすら知りませんでした^^;;;
でもさすが帝王マイルスですね。
彼独特の 毒のあるユーモアwが伝わるようなエピソードですね。
目が不自由だったんですね、確かにサングラス姿しかみたことない。
洗練されてない、ノンブレス(循環奏法)かっこええ。
カークはミンガスのカーネギーホールライブでは、G・アダムス、J・ハンディ、C・マクファーソン、H・バネットのサックス5人での競演でユーモアのあるすげー演奏をしていますね、有名フレーズを吹きまくり至上の愛パート1のテーマまで吹いている。
では、カーク裏話。
マイルスに自分のバンドにいたK・ジャレット、J・ディジョネットを次々に引き抜かれて怒ったカークはマイルスに電話した。
カーク 「俺のバンドのメンバーを引き抜くんじゃねーよ」
マイルス 「安心しな、お前は引きぬかねーよ」