オスカー・ピーターソン
- 2009/03/19 00:29:13
みなさん こんばんは~♪
今回は、JAZZピアノの巨人 オスカー・ピーターソンについてお話します。
1925年に、カナダのモントリオールで生まれたオスカーは、主にスイングJAZZの流れから、非常にダイナミックなピアノを特徴して、数え切れないほどの名演奏を残しています。 2007年惜しまれつつその生涯を閉じました。
ちなみに、上原ひろみさんを世に送り出した功労者は、彼ですし小曽根真さんももっとも尊敬するピアニストとして彼の名前を挙げています。山中千尋さんは、彼への追悼版アルバムとして”アフターアワーズ”を発表しています。
彼のピアノの特徴は、
1、音域をフルに使った、ダイナミックでスピーディーな演奏(超絶技巧)
2、どこを取っても 明るく明快な曲作り(陽気な音楽)
といったところでしょう
自分は、彼の大ファンで何枚かアルバムを聴いているのですが、今上げたふたつの理由から 本格的なJAZZファンの一部の方からは嫌煙されているということを知りました。 その理由を詳しく調べると、、、
(音域をフルに使った、ダイナミックでスピーディーな演奏)
=テクニックをひけらかして聴こえる
(どこを取っても 明るく明快な曲作り)
=軽薄なムードミュージックみたいで感情がこもっていない
というようことらしいです。前記のようにJAZZを聴きこんでいきますと、だんだん個性の強い演奏に惹かれるようになって来ますが 自分はその人その人のJAZZに対する解釈によるものだと思います。
オスカーのアルバムの代表作と言えば、どの雑誌を見ても間違いなく紹介されている”WE GET REQUESTS”です。彼の、中期のピアノトリオ(b、レイ・ムラウン dr、エド・シグペン)による タイトルからもわかるようにスタンダード集で非常に明快で 美しい演奏をしています。中でも「酒とバラの日々」は、圧巻です。
→http://www.ongen.net/search_detail_album/album_id/al0000039645/
自分が、一番好きで 繰り返し聴いているアルバムを紹介します。
それは、”WE GET、、と同じメンバーによる”NIGHT TRAIN”です。
http://www.ongen.net/search_detail_album/album_id/al0000039644/
彼の持ち味である疾走間のある演奏が さらに際立っています 他に二人のメンバーとの息もぴったりです
是非皆さんのご感想をお聞かせください♪
面白い情報ありがとうございます
なりほど~ 巨匠もやっぱり 年はとっても若い女性が好きなんですねww
上原ひろみさんとは、親密wな関係だったようです。(曾孫くらい年が離れてるけどw)
以下上原ひろみさんのコメント
「 あこがれの師、オスカーとメール交換を行うようになったのは、20歳になってからのことである。22歳のとき、コンサートで、オスカーが暮らすカナダのトロントへ赴くことになった。メールで知らせると「ぜひ、わが家に寄ってほしい」と招待を受ける。
「とにかく話し好きの方でした。伝記本を口ずさむみたいに、ご自分の武勇伝なんか交えながら(フランク)シナトラや(エラ)フィッツジェラルドの話をいろいろと聞かせてもらいました」
と出ていました。
Nicoさん
そうですよねえ~ おっしゃるとおりですね。こんなことを言ったら、ご本人に申し訳がないんですが、現役で巨匠と呼べる人と言えばソニー・ロリンズくらいですかねえ? ここ数年オスカー以外にも、エルビン・ジョーンズも亡くなられてますね。
時代の移り変わりというのは、ある意味残酷なものですね
こういった巨匠の音楽を生で聴けるのは僕らが最後の世代ですよね。
一音一音噛み締めて聴いています。
オスカー・ピーターソンが好きだったみたいですが
バークレーに留学中に、オスカー・ピーターソンが好きだと
いったら、怪訝な顔をされたって言ってました
わたしはけっこう好きですが、知人にはビル・エバンスは大好きだけど
オスカー・ピーターソンは嫌いって人がいます
やっぱりガチャガチャした感じに聞こえるみたいですね