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サンテックスが星になった日

投稿者:p_prince

サンテグジュペリが星になった日

 本日7月31日は、『星の王子さま』 Le Petit Prince の作者、サン=テグジュペリが、マルセイユ沖で消息不明となった日です。近年、海中から発見された搭乗機の機体番号から、サン=テグジュペリの機体であることが確認されました。

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリAntoine de Saint-Exupery
 1900年6月29日フランス・リヨンに伯爵家の第3子として生まれました。
 父の急死とともにサン=テグジュペリ一家は、サン=モーリス・ド・レマンスの城館に身を寄せます。アントワーヌは幼い頃から機械いじりが好きで、飛行機に強い興味を持つようになります。1912年には、サン=モーリス・ド・レマンス近くのアンベリュー飛行場で、はじめて飛行機に乗せてもらっています。
 その後兵役に服し、操縦を習います。退役後、郵便飛行士として活躍。操縦士の仕事をする一方、作家としても有名になっていきました。飛行機事故にも何度か遭遇するのですが、砂漠に不時着(墜落)した時の経験が「星の王子さま」の執筆にも活かされています。第二次世界大戦が勃発すると、文字通り「戦う操縦士」となります。その後、渡米するものの、軍に復帰。1944年7月31日、偵察飛行中に行方不明となりました。

今日はサン=テグジュペリの66年目の命日です。

星の王子さまファンクラブ メインサイトHP
http://www5e.biglobe.ne.jp/~p_prince/le_petit_prince_club_prive/

『星の王子さま』について
http://www.nicotto.jp/user/circle/articledetail?c_id=96411&a_id=619948

Antoine de Saint-Exupery フランス公式サイト
http://www.antoinedesaintexupery.com/

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愛とは、お互いに向き合う事ではなく

お互いに同じ方向を見つめる事である (サン=テグジュペリ)

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アバター
2010/08/01 02:51
>サユリナ
やさしいんだね


サンテグジュペリは星の王子さまのように、星に帰ったのでしょうか。

『星の王子さま』の愛する一輪のバラは、彼の妻、コンスエロのことだと言われています。
また、もう一つの解釈として、バラは祖国フランスを意味しているとも考えられます。

星に帰ったとは「死」を意味しますが、それは終焉ではなく、永劫回帰なる生のための旅立ちというようにも解釈できます。
僕は、限りなく自殺に近い事故だったのではないかと思います。
彼は、撃墜されることをある意味望んでいた。
しかし、現実には機体のトラブルもしくは、操縦ミスによって地中海に墜落したのでしょう。

飛行服を自分一人では着られないほどに、体もむしばまれ、
妻や恋人を愛するものの、現実にはうまくいかなかったり、
フランスのために戦うことを望みながら、さまざまな言論弾圧もうけたり、
パイロットとしての搭乗自体も危ぶまれていた。

『星の王子さま』の物語の中には、そうした彼の葛藤があらわれています。
(時代背景や、彼の私生活、キリスト教的思想といったことがわからないと、物語を本当には理解できません。)

積極的な自殺ではないにしても、
偵察機の操縦中に、「このまま、死ねたら、いいかもしれない……」そう、思ったとしても不思議ではありません。

サンテクジュペリの著作権は、日本国内では失効しましたが、
国のために命を落とした功績から、
フランス国内の著作権の保護期間は延長されています。(その恩恵を受ける人たちもいるわけです。)
アバター
2010/08/01 01:35
かわいそうですね。泣いちゃいました(;m;)
アバター
2010/07/31 18:52
昨年だったか、私がサンテックスの搭乗機を撃墜したという元パイロットがあらわれ、物議をかもした。
フランスの週刊誌で話題となり、インタビューをもとにした書籍も発売された。

結局のところ、識者には彼が撃墜したという証拠はないという懐疑論者が多い。

サンテグジュペリの死は、撃墜なのか、事故なのか、それとも自殺なのか……

星の王子さまが、自分の星に帰っていくように、彼も忽然と姿を消してしまった。



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