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レンズマンシリーズ

投稿者:ソロ

SFといっても幅が広すぎるので、シリーズものトピを立ててみました。

最初は古典的なもので、E・E・スミスのレンズマンシリーズにしました。

時代を反映したというか、全体主義(悪)と民主主義?レンズマン(正)の戦いとなっていますが、結構SFのもとになるアイデアが盛り込まれています。
 
4つの惑星でそれぞれのエリート家系を育てるなどというアイデアは秀逸だと思います。

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2010/06/19 21:32
このレンズマンには、SFの小道具が一杯でてくるのですが、お気に入りは究極の麻薬「シオナイト」です。鼻からシオナイトを吸い込む(コカインのイメージですね)と、その人間が意識下に抱えている願望・欲求も含めて、脳内世界で実現させる、という効力を持っています。ヘロイン・コカインなどと違って、肉体的な中毒症状はありません。ただ、その願望実現性のために、著しい体力を消耗し、連続してシオナイトを吸入することは死に繋がります。
シオナイトは高価であり、、まとめて買うことは経済的に困難なため、その待機期間中に理性を取り戻すために、死ぬことはりません。
他の麻薬は、レンズマンの心を捕らえることはできませんが、シオナイトだけは、その協力な力によってレンズマンにも影響を与えます。

作者のE・E・スミスも、このシオナイトは気に入っていたものと思われ、作品の所々に顔を出します。
また、前期のサムライ・レンズマンでも、ストリー導入時にシオナイトが大きな役割を果たします。
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2010/06/05 11:43
絶版になっていた「サムライ・レンズマン」を中古本で購入し、読み終わりました。
「レンズマンシリーズ」のE・E・スミスの遺族とのライセンス契約の正式な外伝になります。
詳しい内容は、ウィキ先生の解説にゆずって、感想を。
作者の古橋 秀之の作品は、「斬魔大聖デモンベイン」の外伝である「斬魔大聖デモンベイン機神胎動」を読んだことがあるだけで、この作品はそれなりにおもしろかったが、元のゲーム「斬魔大聖デモンベイン」の世界設定・ストーリーがおもしろかっただけに、本来の実力はどれくらいか不明だった。
この作品は、本伝であるレンズマンシリーズの世界設定に忠実に描かれています。また、第2段階レンズマン達もキニスンを初めと賭して、全員更には脇役も有名どころのヴァンバスカーク やソーンダイクなども登場します。
また、小道具も、レンズは当たり前ですが、「負の球体」「太陽ビーム」「超空間チューブ」などほぼ総出演です。
れンズマンシリーズを読んだことがある人は「ニヤリ」とする場面が続出するのですが、本伝を前提に書かれた小説ですので、初めて読む人はよく分からないまま、最後まで引っぱりまわされることになります。
「レンズマンシリーズ」は復刊されたといっても旧作ですので、それを読んだ人は限られますので、ある意味絶版となったのは避けられない運命だったのかも知れません。
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2010/06/01 14:04
募集クイズの回答

タイトルはそのものずばりで「ファースト・レンズマン」。

最初にアリシア人からレンズをもらったのは「バージル・サムス」です。

「銀河パトロール隊」から登場する、美人看護婦(唯一の女性レンズマン)「クラリッサ・マクドゥガル」の祖先という設定です。

キムポール・キニスンの先祖も「R・キニスン」という名で登場します。

二人が結婚した後は「レンズの子ら」という話になります。
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2010/05/29 10:34
レンズマンシリーズの最高の小道具といったら「レンズ」でしょうか。

他の生命体との意思の疎通につかえる。

個人に合わせて調節された「レンズ」(逆の方「レンズ」合わされた人間といった方が正しのかも)を他の人間がつけると抹消してしまう、そしてレンズマンが生命を失うとレンズも消滅するので、偽造できない身分証明につかえる。

こんな便利なものがあれば、いいのですが、便利すぎかな。

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2010/05/23 02:08
「レンズマンシリーズ」は世界背景がそれないりに創り込まれていること、SF的な小道具がテンコ盛りになっており、後のSFに大きな影響を与えました。

<太陽ビーム>
 太陽系全体を大きな真空管に見立て、電極版にあたる太陽からエネルギービームを発射する。

<超空間チューブ>
 説明する必要もないくらい、今では一般化していますね!

<負の球体>
 負の質量を持つ惑星規模の球体で、ぶっつけられた惑星と対消滅を起こす。正物質と反対の性質を持つため、惑星の軌道をずらす反撥ビームも逆に牽引ビームとして働いてしまう。この負の物質というのは、なんなのだろうね。反物質ではないし、反物質でも引力が正常に働くし、反重力物質は正物質と対消滅しない。このアイデアが他に使われたSFはみたことが無い。

<無慣性ドライブ>
 質量・慣性をなくすことにより、超高速飛行を可能とする。スイッチを切ると、元のベクトルそのままで、質量・慣性が回復される。このアイデアも他の作品では使わなれないなぁ。

他にも小道具は一杯あり、センス オブ ワンダーに溢れた作品です。

>ソロさんへ
 アメリカのファンダムでは、この舞台背景を利用した作品は書かれているようですが、翻訳されているのは2作品だけです。今後も翻訳されることはないでしょう。

そういえば国内作品で、絶版になっていますが、古橋秀之の「サムライ・レンズマン」を読まれた方がいましたら、感想を教えてください。
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2010/05/22 20:59
わ~~!「レンズマン」か~~。

理解できませんでした~~。

映画版のテーマソングは、歌えますけど・・・(アルフィーの)
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2010/05/22 18:19
「スカイラーク」もいいですが、当時のアメリカ人の求めるヒーロー像がもろに出ています。

時間の次元からは抜け出せない精神生命体(体を持たないが知性体?)出てきたり、光線の次元を上げていき思考波の中に高次元の光線の次元を考えるなど、レンズマンシリーズの基礎になるような部分が出てきます。

敵役が、「レンズマン」の方が「スカイラーク」より大きいだけにいろいろと、アイデアが出せるのではないかと思います。

「レンズマン」の外伝というかたちで作者が異なりますが、「リゲルのレンズマン」、「ドラゴンレンズマン」というのがありますが、後は訳されていないのでしょうか。

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2010/05/22 09:06
レンズマンシリーズ、スペオペの金字塔のひとつですね!
ハードSF好きのソロさんですから、同じE・E・スミスの前作で、不朽の名作「スカイラークシリーズ」を持ってくるのではないか、思っていました。

<スカイラークシリーズ>
研究所に勤めるリチャード・シートンは研究中の廃液から分離した「X金属」(このネーミングに時代を感じます)をテスト中に、このX金属が触媒として銅のエネルギーを100%解放することを発見する。
シートンは婚約者ドロシーの薦めで、X金属を動力源とした宇宙船を製作し、ドローシーがこの宇宙船を「スカイラーク」と名づけた。
同じ研究所に勤めるデュケーヌは、シートンが行なった最初の実験からX金属の存在を知り、X金属を盗みだし、同じように宇宙船を作り、X金属を独占するためにドロシーを愉快する。
その時の事故によりデュケーヌの宇宙船は太陽系外へと暴走した。それを知ったシートンは宇宙船スカイラークで跡を追いかける。宇宙を股にかけたスペースオペラの始まりです!!

この作品は、舞台が太陽系外へ飛び出した初めてのSFです。また、2作目では銀河系外へと飛び出し、これもSFでは初めてになります。



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