Nicotto Town



少しでも睡眠の質をどうにかしたい

音が気になる。夏はエアコンの音、冬は加湿器の音、雨の日は屋根や窓に当たる雨音。
眠ろうとして目を閉じても音が否応なしに耳に入ってくる。秒針の音がならない時計に変えたり、エアコンや加湿器を静音運転にしても、どうしたって無音にはならない。外出の時に着けているノイキャンイヤフォンは眠るときには邪魔だし、耳...


図書館は文字の海

図書館の密やかな雰囲気はなんとなく水族館に似ているように感じる。
本という形をした体の中に、文字をたくさん詰まっている。棚の間を歩き回って腕に本を積んでいく。
気になっていた本、表紙に惹かれた本、タイトルが目についた本。どんどん腕が重くなっていくけれど、悪くない。


読みたい欲がときおり湧き出る

ふとした時に、自分以外の人間の文章を読みたくなる。言葉に溺れたくなる。
そういえば読みたかった本があったな、と思い出す。
燃えるスカートの少女、読みたいと思っていたのにまだ読めていない。絶望名言集も再読しようと思いつつそのままだ。
図書館に行ってみようか。静かな棚の間を歩き回りながら、腕に本を積み上...


想像力の偏り

想像力の偏りが大きい。些細なことをきっかけに暴走ともいえるほどの想像が駆け抜けていくこともあるくせに、他人の気持ちを想像して共感するというようなことは下手くそだ。
私の想像力は、自分の過去や経験を踏み台にして跳ねていく感覚がある。私と他者はどうしたってわかり合えない別個体だという認識を強く持っている...


思い出のある大事な物はありますか?

私の思い出があるわけでもないし、私が大事に思っている物ではないけれど。
イノシシの頭骨が部屋にある。
もともとは弟の部屋にあった。時計とか本とか服とかそういうものを形見として家族が手元に引き取っていたけれど、私はどれも欲しくなかった。形見という物を引き取りたいとも思っていなかったけれど、捨てるものに...





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