車を降りたくなかった
一人ぼっちになった部屋に
もう半分からになった部屋は
何を待っているのだろうか
空っぽになった私の心か
どこを走らせたのだろう
あてもないドライブ
帰りついたのは不思議
何かに押されたように
戻ってきたのだろう
もう誰もいない部屋は
きっと広く見えるはず
出て行くあなた...
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車を降りたくなかった
一人ぼっちになった部屋に
もう半分からになった部屋は
何を待っているのだろうか
空っぽになった私の心か
どこを走らせたのだろう
あてもないドライブ
帰りついたのは不思議
何かに押されたように
戻ってきたのだろう
もう誰もいない部屋は
きっと広く見えるはず
出て行くあなた...
嵐が去った後には
青空が顔を出して
その吸いこまれるような青に
足早に雲達が
どこかに行き先を探している
あなたはどこで昨夜を過ごしただろうか
一人アパートの一室で
それとも誰かと一緒になって
もう別離を決めたあなたの事など
聴く由もないけれど
道路のあちこちに水たまり
飛び越すように歩く人...
秋が段々と近づいてくる
長い髪を風になびかせ
引いては返るさざ波が
小さな砂を持って行く
人々が集う季節も終わり
砂浜に残る人もまばら
サンダルを波にぬらして
終わった夏を追いかける
一時ワインで乾杯しましょう
それで話を続けましょう
花と話題に包まれて
今日は結婚記念日
何時の事かは忘...
いつだってそうだった
二人でケンカをしたときに
あなたはいつも折れてくれた
本当は私の方が悪いのに
ちょっぴり大人のあなたが好きだった
休暇がとれたらどこに行こうか
行った時がないテーマーパーク
でも本当にあなたが好きなのは
草むらに寝転んで
眺める雲をじっと見ること
お弁当を作って
車に乗っ...
そんな人だったなんて
思わないけど
私も裏返っていたのかもしれない
どちらが悪いわけじゃない
隠れた破片が落ちただけ
もう恋はできない
正直なつもりでいても
どこかで迷っている
私の暗い部分を
見せたくはないから
本当ならもっと
あなたに愛されたかった
裏側なんてどうでもよくて
今の私を信じ...