ジャガンの旅 第3章 9
- カテゴリ: 自作小説
- 2020/03/26 18:18:43
9 シルバ「私は強い男が好きなの。私の相手は強い男っていうのが条件!!
あなたはとても強い知性を見せた。だから夫婦になった。
でも・・・エルバ共和国の習わしとは妻に仕えすべての面倒をみることなの・・・
でも・・・」
エレオノールは70回目の心臓停止でシルバの面倒どころではない。
心臓が止まるたびにシ...
未来人の歴史 再度連載
9 シルバ「私は強い男が好きなの。私の相手は強い男っていうのが条件!!
あなたはとても強い知性を見せた。だから夫婦になった。
でも・・・エルバ共和国の習わしとは妻に仕えすべての面倒をみることなの・・・
でも・・・」
エレオノールは70回目の心臓停止でシルバの面倒どころではない。
心臓が止まるたびにシ...
8 グルドゥム城からすべての兵士が機械公国まで戻った。
鉄道から兵士は帰っていく。
*
木々は切り倒され山は黒い石採掘のため荒らされている。
ジャガンは多くの切り株を前に呪文を唱える。
ジャガン『大地に住まうノームよ。血の盟約に従い木々の成長を助けよ』
エリカ「水やりはしないの?」
ジャガン「お前...
7「ぐはっ」
兵士がなぎ倒されて注目は王の間に繋がる扉に集中する。
「!!」
「?!!」
「パ・・パウル様」
シルバ「あら、この方をお探しだったの?」
「パウル様。どうすれば?」
パウル「なんだ?お前らは!俺はお前らなど知らん」
「!!」
「??」
「お前は、エレオノール枢機卿!!」
エレオノール「...
6 何事だ!
機械公国の兵隊長は兵をまとめ上げようと必死になるが・・・
冷静になれと呼びかけることしかできない。
気が付いたら包囲され出ても蹴散らされる。
「パウル様に伝達はまだか?」7
5 城の窓より飛び出たキペペオはココンのもとに行き合図をした。
ココンは同時にいろいろなことに驚いた。
城攻めが順調なこと。
そして、このキペペオの伝達力。(ココンは動物の知能を馬鹿にしていた)
ココンはすべての兵士の先に油の付いた棒に火を灯させると一斉に城の近距離に近づかせ、包囲のままで声を荒げ掛...