Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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旅人

なぜだろう こんなに悲しいのに涙が出てこない大声で叫びたいのに唇は閉ざしたまま卑屈になっていく自分がいる

2週間前だったパールの指輪を返した「持っていていいよ」あなたはそう言ったけど何を考えてそんなこと言うの

いつもあなたのことを考えていたあなたにとって私ってなんだろう私にとってあなたってなんだ...

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バースディ

今日はあなたの誕生日会社の前のカフェで待ち合わせプレゼントもちゃんと買ってある何時になったら来るんだろうか時計が動かないのが恨めしい

「ごめんよ、ごめん」「いいのよ、大丈夫?」少し遅くなっちゃったけど予約の入ったレストランあなたの口に合うかしら

「フレンチでよかったのね」「なんでもいいよ、君の好...

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私の心に降る雨はやまないしっぽりと心をぬらしその内にしみこんで涙と言う雨粒に変わるぽたぽたと時を刻む

昨日と言うのはもう過去の話過去の上には何があるのか明日という名の鳥が鳴く

もう何も言えない二人並んだ影は消えたどちらが悪いわけじゃない足並みがそろわなくなっただけ希望が見えなくなっただけ

光り...

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あなたの影に

太陽がその角度を変えながら今日も地面を照らしている暑い暑いと言いなが確実に時は過ぎていく私の心も置いてきぼりにして

あなたは彼女を選んだでもそれは彼女とのレースじゃなくてたんにあなたが選んだだけ私の心をあなたは知らない涙になった暗闇のしずく

会えるけど会えない話すことはできるけどできない奇妙な立...

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片想い

都会のビルの蔭に真っ赤に染まった太陽が沈んでいく夏の暑さは少しも消えない髪を切ったのはなぜ風通をよくするため

それだけじゃないだろう心がちくたく鳴る愛の終わりを告げるようになんだか昔の言い訳みたいそんな理由があるわけでもない

あの人に結婚が決まった取引先の彼女いい子だって評判だった会ったことは無...

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