春が来た。
庭に、緑の色がよみがえる。
小鳥の歌声が、喜ばしい響きを帯びてくる。
風は日増しに柔らかさを増し、太陽は大気を温める。
魔法のようだと、昔、笑いあった。
毎日が、いろいろなことを覚える日々で、
精いっぱいで、でもにぎやかで。
お師匠さまに怒られたり、ほめられたり、
仲間同士で、いたずら...
ほんのり楽しい、まったり時間。そんな場所。
春が来た。
庭に、緑の色がよみがえる。
小鳥の歌声が、喜ばしい響きを帯びてくる。
風は日増しに柔らかさを増し、太陽は大気を温める。
魔法のようだと、昔、笑いあった。
毎日が、いろいろなことを覚える日々で、
精いっぱいで、でもにぎやかで。
お師匠さまに怒られたり、ほめられたり、
仲間同士で、いたずら...
ウエンディはどこ?
不思議の国で、歌を歌ったら、
うさぎたちが、ダンスした。
ぼくが探しているのは、でも、
ウエンディなんだ。
夜空を一緒に飛んでくれる、
勇気のある女の子。
不思議の国にいるのはいつだって、
アリス。そうなの?
じゃあ、ぼくが探すのは、
ウエンディなアリスだね!
***
緑...
わくわくが、止まらないよ。
月の位置はここ。惑星の配置もばっちり。
妖精の歌声は、露店で売られていた瓶詰めのやつね。
春の気配の花びらをまいて、っと。
あとは、呪文。
倉庫でほこりをかぶっていた、この本によれば、
偉大な錬金術師、ウソーカナー・ホントーカナーの見つけ出した世紀の大呪文は、
これで発...
鏡って、不思議。
わたしを映しているようで、
別の誰かがそこにいるようで。
いま、ここ、を映しているようで、
まったく別の時、別の世界につながっているようで。
わたしは、わたしでいるのかしら?
あなたは、あなたでいるのかしら?
鏡に映るわたしが笑っているのは、
うれしいから? 悲しいのを隠している...