★偽りのハーブティー
- カテゴリ: 日記
- 2026/05/18 20:46:31
画面(スクリーン)の向こう側で、
お前は今日も、丁寧な暮らしという名の戦場に立つ。
無添加のジャム、リネンのカーテン、木漏れ日のテラス。
並べ立てられた幸福の記号が、ひどく鼻につく。「私、何も気にしていません」という顔をしながら、
その実、他人の視線を1ミリ単位で値踏みしている。
匂い立つような生活...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
画面(スクリーン)の向こう側で、
お前は今日も、丁寧な暮らしという名の戦場に立つ。
無添加のジャム、リネンのカーテン、木漏れ日のテラス。
並べ立てられた幸福の記号が、ひどく鼻につく。「私、何も気にしていません」という顔をしながら、
その実、他人の視線を1ミリ単位で値踏みしている。
匂い立つような生活...
カレンダーはまだ5月を指している。
しかし、アスファルトが吐き出す熱気は、
すでに手遅れな夏の到来を告げていた。フレンチ・ローストの苦い風が、
ネクタイを緩めた首筋を執拗に撫でまわす。
季節の変わり目という奴は、
いつも予告なしに、泥棒のようにやってくる。氷の溶けかけたグラスの向こう、
陽炎のなかに...
5月だというのに、風は砂を孕んでいた。
アスファルトは焼きついて、
歩くたびに、靴底が悲鳴をあげる。
ここには、潤いなど最初から存在しない。太陽は天の真ん中で、
逃げ場を失った俺を冷酷に見下ろしている。
世界全体が、巨大な砂漠のようだ。
通りを行き交う群衆の影さえも、
熱波に焼かれて、ただの蜃気楼に...
夜の雨は、街の汚れを洗い流しちゃくれない。
ただ、隠されていた泥を ヌルリと浮き上がらせるだけだ。またニュース(三面記事)が 誰かの破滅を報じている。
凄惨な事故、泥沼の愛憎、あるいは 哀れな死体。
ネットの闇に潜む『正義の味方』どもにとっては、
明日の朝飯を美味くするための、極上のソース(ネタ)さ...
朝刊の三面記事、凄惨な事故、泥まみれの犯罪。
お前は手際よくそれらを解体し、液晶の皿に盛り付ける。
大上段から安物の正義を振りかざし、
顔のない阿呆どもを踊らせて、アクセス数のコインを数える。だが、どれだけ言葉を荒らげようと、お前たちの声には響きがない。
他人の地獄で暖を取り、自分が生きていると錯覚...