脳活『為ブログ』304
- カテゴリ: 日記
- 2015/12/03 13:44:02
今月の読書会。
石川達三の『生きている兵隊』が今月の読書会のテキスト本である。
昭和十年八月、石川達三は『蒼氓』という作品で第一回芥川賞をもらった。
蒼氓(そうぼう)は国民という意味で、ブラジルへの移民をテーマにした
作品である。太宰治は第一回芥川賞をもらいたくて選者の佐藤春夫に何回
も手紙を...
今月の読書会。
石川達三の『生きている兵隊』が今月の読書会のテキスト本である。
昭和十年八月、石川達三は『蒼氓』という作品で第一回芥川賞をもらった。
蒼氓(そうぼう)は国民という意味で、ブラジルへの移民をテーマにした
作品である。太宰治は第一回芥川賞をもらいたくて選者の佐藤春夫に何回
も手紙を...
ゴミと宝石の違い。
ゴミはどこまで行ってもゴミで、宝石はいつまで持っていても宝石
と考えるのが普通だが、世の中、何でも鑑定団ではないが、ゴミから
宝石みたいな宝物になった話はなくはない。紙屑だと思って捨てた
古文書の中なら歴史的に貴重な手紙とかが発見されると、それこそ宝石
以上の価値が付けられ...
道具の進化と未来。
裸眼で見えない物を見る。手で持てない物を持てるようになる。
頭では選別できない物を機械が区分けする。視界外の世界を見る。
21世紀は人の能力の急速な倍加技術が進行するかもしれない。
自動車の自動運転が典型的である。人の視界は360度は無理だが、
前も後ろも前後左右も機械...
自然、社会、自己。
自然といえば地球そのものである。山に登れば、海に漕ぎ出せば、巨大な空間
に圧倒され人間が小さく見える。毎日、空や山や海を見ているわけではないが、
誰かが、どこかで観察をしている。
都市生活者が、自然を感じるのは暑い、寒い、晴れ、雨、雪といった自然との
接触点だけである。...
悟り、絶望、笑い。 今年の1月からニコッとのブログを始めて300回を迎えた。これもコメントを寄せて下さる皆様のお力添えがあってのことだと、深く感謝しております。最初、コメントをしてくれる方はいるのだろうかと半信半疑でしたが、貴重なご意見を多数いただいて今日があると感謝しております。
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