青い空はさらに高く
どこまでも澄みきり
風は涼しげに
その日差しを横切る
朽ち果てた向日葵が夏の終わりを告げ
隣では名も知らぬ草の蕾が膨らんでいる
それは秋の始まり
新たな景色が生まれている
私は大きく息を吸い込む
この秋を胸中に納めんと
私は大きく息を吐き出す
この新たなる世界の中へと
...
青い空はさらに高く
どこまでも澄みきり
風は涼しげに
その日差しを横切る
朽ち果てた向日葵が夏の終わりを告げ
隣では名も知らぬ草の蕾が膨らんでいる
それは秋の始まり
新たな景色が生まれている
私は大きく息を吸い込む
この秋を胸中に納めんと
私は大きく息を吐き出す
この新たなる世界の中へと
...
好きな色とその理由?
好きな色は虹の七色
でも国によって虹の色って数が違うって知ってます?
まぁそんな事はどうでもいい
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
お空に架かった大きな橋
そんな橋の色が好きです
ねぇ、何で僕たちには色が無いの
風の子供がお母さんに聞きました
そうねぇ、そよ風さんは自分で...
白い夏の光が
こんなにも冷ややかだったなんて
振り向くと今日の日差しが
横向きにうつむいている
口にそっと含んだオレンジシャーベットが融け
夏の香りが胸に沁みこんでくる時
伝わらない思いが
一つある
それはわだかまりと言うにはあまりに小さく
心の奥深くに沈んでいる
シャーベットを掬い取る
...
忘れられない秋の思い出
大切な思い出は心に重いで・・・
ちょっぴり涼しい風が吹いている
ここは山の麓の小さな街の公園
賑やかな子供達の笑い声が聞こえてきます
おばあちゃん草船を作ってよ
おばあちゃんお話をしてよ
公園の近所のおばあちゃんが
いつも子供たちと遊んでいます
おばあちゃんは子...
いつもより涼しい風が吹いている
夏の終わり
まだ日だまりに影を濃く映し出す陽の光に
さようならを言う
そして思い出が一つ
陽炎の中に揺らぎながら消えていった
風が私の肩を抱いてくれた
やさしく
そんなにも
やさしく
景色が滲んでいる
遠くの街並みが崩れていく時
歩き始めたわたしに
また...