光は こぼれる雲のすきまから
みどりの若葉の あわい手のひらに
ぼくらはそこへ ゆかうとしていた
まだだれも知らない 四月のその森へそよ風がひとしきり 梢(こずえ)をゆらせば
見えない小鳥の うたふ声がきこえる
おまへは小さな日傘を ひろげながら
ぼくのしづかな足音に 耳をすます夢みたものは あかる...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
光は こぼれる雲のすきまから
みどりの若葉の あわい手のひらに
ぼくらはそこへ ゆかうとしていた
まだだれも知らない 四月のその森へそよ風がひとしきり 梢(こずえ)をゆらせば
見えない小鳥の うたふ声がきこえる
おまへは小さな日傘を ひろげながら
ぼくのしづかな足音に 耳をすます夢みたものは あかる...
レコードの溝を滑る針が、
孤独という名の低音(ベース)を刻む。
色褪せた過去が枯葉のように舞い散る街で、
お前はただ一人、グラスの氷を揺らしている。誰かの気まぐれな愛に、身を委ねるな。
季節が変われば、約束など風に消える。
だが、自分で決めた孤独なら、
どんな冷たい秋風からもお前を遮る壁になる。スモ...
老いて歪んだ自尊心ほど
見苦しい兵器はない
お前は自分の愚かさという
不発弾を抱いて眠る「素直になる」という
最低限の知性すら放棄し
ただ過去の遺産を貪る
言葉の通じない獣忠告は終わった
これからはただ
お前が静かに朽ちていくのを
冷ややかに眺めるだけだ淘汰の雨世界はお前を中心に回っていない
気づけ...
賢者は頭を垂れ
愚者は胸を張る
お前が閉ざしたその耳に
届く弾丸(ことば)はもうない過去の引き出しをいくら漁っても
明日の地図は見つからない
素直になれないその心が
お前自身の首を絞める夜は更けていく
お前の頑なな孤独を
置き去りにしたまま
世界は静かに、先へ進む
頭の固い
年老いた犬が吠えている
自分が世界の中心だと
信じて疑わない目で差し出された「素直さ」という
上等な酒の味も知らず
お前は安物のプライドで
胃袋を満たしている鏡を見てみろ
そこに映るのは
時代に置いていかれた
ただの哀れな背中だ