とてつもなく無謀なことに、話は進んでいた。たまにそんなことはないだろうか、その話題だけが独り歩きしてしまう。そして、話は次第に大きくなってしまう。私は興奮して、ドキドキしていた。久々に感じる、この胸の高鳴りをどうしょう。夢だったらこんなに夢中になれはしない、私はつかのま悲しい未来の不安に襲われてる。...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
とてつもなく無謀なことに、話は進んでいた。たまにそんなことはないだろうか、その話題だけが独り歩きしてしまう。そして、話は次第に大きくなってしまう。私は興奮して、ドキドキしていた。久々に感じる、この胸の高鳴りをどうしょう。夢だったらこんなに夢中になれはしない、私はつかのま悲しい未来の不安に襲われてる。...
以前に見た。ロウソクの炎を見た時、そう思った。懐かしいと同時に胸がいっぱいになる、そんな炎だった。わたしが、わたしでいる以前。ずっとずっと昔。同じようにその炎を見て、同じように感じていた。お寺の本堂の中には、たくさんの人で混みあっていた。四方を山で囲まれたこの場所は、夏になると、とてつも暑くなる。タ...
青い目の金髪の女性が含み笑いをした、私が言った言葉が子供ぽいと。近くのカフェで悪友の恋人と偶然に会う。「恋人じゃないわょ・・S〇Xフレンド」そうだった、たしかそう言ってたかなりの不思議ちゃんだ。「ハーフなの ?」美しい顔立ちにすらりとしたボディ、「イエス」でも英語(アメリカ)はしゃべれないそうだ。こ...
近くのコンビニに買い物、昼間も夜も車の音がにぎやかに聞こえるけどチョット違う。だけど、たまに静かになる時もある。ほんの数回、数えられるくらいだけど。しかし、音もそうだけど匂いも人る夜では違う。昼間には気づかない夜の匂い、高い建物に囲まれた一軒家の玄関先に大きなキンモクセイ。きちんと手入れされてるよう...
砂の上に一片の月、足もとからみるみるうちにのびてく影。月下に草の雫、希望に耐えかねてくずれ落ちる涙。
孤独がわたしの望みをかなえてしまう。