秋風が吹く川のほとり、もう顔も思い出せない。あの人の思い出は吹き飛ばされて、川面に散った。まだまだ暑い日が続きます、私はと言えばフォアン~ポョ~ンしながら亀のよう。背中の甲羅から頭を出しては引っ込めて、明日のことは考えないようにしてます。もう少し涼しくなってくれるといいのですけど。風鈴はしまいました...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
秋風が吹く川のほとり、もう顔も思い出せない。あの人の思い出は吹き飛ばされて、川面に散った。まだまだ暑い日が続きます、私はと言えばフォアン~ポョ~ンしながら亀のよう。背中の甲羅から頭を出しては引っ込めて、明日のことは考えないようにしてます。もう少し涼しくなってくれるといいのですけど。風鈴はしまいました...
片思いは、かくしておいた方がイイ。だって、今。私があなたのことを好きだと、みんなに言ってしまったら。私だけでなく、みんなの心の中でこの恋が動き出してしまうから。
クルクル回ってハイウェイの線の上、クスクス笑って地下鉄のドアの中。言いたいことがあるのなら言ってごらん、笑いころげて抱きしめるまで。知りたいことがあるのなら知りつくすまで、悲しいことなら焼きつくすまで、甘い言葉から逃げよう。そんなにいいことがころがっているはずないさ、ウソみたいな恋から逃げて、もっと...
今日もとても暑い、こんな日はどこかの高原で影でも捕まえたい。捕まえられないもの、神秘な光に満ちている。ある日の思い出は、高原での影追いかもしれない。こわいほどのなにかに背中を押されて走った、風の声に妖精の歌さえも聞こえたあの頃。ザクザクと草原を歩き、悪友と月が出るまで色々な話をした。月がのぼり周りに...