まほろ駅前狂騒曲/三浦 しをん・・・★★★★★
「正しいと感じることをする。
でも、正しいと感じる自分が本当に正しいのか疑う」
正月に始まり大晦日に終わる。季節の移ろいゆくさまが
肌で感じられるように描写され、登場人物と共に一年を
過ごせたような気分。後半バスジャック(?)事件の渦中、
クスクスじゃ...
徒然なるままに
まほろ駅前狂騒曲/三浦 しをん・・・★★★★★
「正しいと感じることをする。
でも、正しいと感じる自分が本当に正しいのか疑う」
正月に始まり大晦日に終わる。季節の移ろいゆくさまが
肌で感じられるように描写され、登場人物と共に一年を
過ごせたような気分。後半バスジャック(?)事件の渦中、
クスクスじゃ...
母性/湊かなえ・・・★★★★★
「告白」以来、二冊目の湊作品。母と娘、二人の視点で綴られ、
じわりじわり真相に迫っていく。母性とは何たるか、最後に
投げかけられたフレーズがストンと腑に落ちて、すっきり。
重力ピエロ/伊坂幸太郎・・・★★★★★
暗い過去を乗り越えるためにはその選択しかなかったのか。
読み終わった後の余韻、重々しく迫ってくる感じ、苦しい。
冷静と情熱のあいだ-Blu-/辻仁成・・・★★★★
★二つを覚悟した前半、驚くほど引き込まれた後半。
え?こんなところで終わる?その後どうなったの?というラスト。
同タイトルの女性目線、江國香織さんのRossoも読んでみよう。
ボクたちはみんな大人になれなかった/燃え殻・・・★★★
「きっと男の子が全員、男になれるわけじゃないんだよ」