私の吐き出した蒼い息が
大空に拡散する
その冷え切った気体を
誰が受け止めてくれるのだろう
やがて雲が吸い込み
雨となって地に降りそそぐのか
私の吐き出した悲しみを同化してくれるのは
いったい誰なのだろうか
空より巨大なスクリーンに
虹より大きく映し出される負の映像
それを見ながら私は嗚咽...
私の吐き出した蒼い息が
大空に拡散する
その冷え切った気体を
誰が受け止めてくれるのだろう
やがて雲が吸い込み
雨となって地に降りそそぐのか
私の吐き出した悲しみを同化してくれるのは
いったい誰なのだろうか
空より巨大なスクリーンに
虹より大きく映し出される負の映像
それを見ながら私は嗚咽...
黄色い砂の中に私は居た
一人ぼっちで
悲しみが天に舞っていた
のたうちまわる竜のように
その影は休む間もなく
砂の上を動き回る
私は泣かない
砂が涙を吸い込んでしまうから
あなたに受け止めて欲しい
この一筋の涙を
砂の道は続いている
はるか遠くまで
それでも景色が滲んで行く
白く陽は頭上...
葉脈を伝わる雨の雫は
あなたの涙なのだろうか
葉先にあてた両の手のひらで
水滴を拾う
それは冷たく
清らかに澄んでいる
凍えてしまった心の中から
融けて落ちた雫
少しだけでも
暖かみがあれば良いのに
葉の緑も泣いている
森も空も泣いている
激しく降りしきる雨の中
景色が白く転写していく
...
立ち上る勇気に
奮い立つ今
走れ君
どこまでも続くこの道を
高く
もっと高く飛べ
遥かなる
星の世界まで
過去は振り返らない
未来だけがそこにある
息が切れても
足がもつれても
進め明日に向かって
そこは君の世界だ
なんて
東京ドームへ行く電車の中で
スマホにメモしていました
美...
僕の心の中に生まれる
愛や喜びや憎しみや悲しみは
皆
平等な物なのかも知れない
愛が一つ消えた
憎しみが一つ生まれた
喜びが一つ消えた
悲しみが一つ生まれた
光は過ぎ去り
暗闇が落ちてきた
火を灯した
心の海の中に
愛や喜びが
浮かんでは沈んでいた
輝きは失せ
濁っていた
私は二...