♪ニコッと時代劇 ~名刀ムラマサの巻~ 其の六♪
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/12/28 08:42:32
妖怪子狐に連れられて、妖怪狐の里にやってきたうさぎ姫。
姫「なるほど。こんな森の奥におぬしらの里があったんじゃの。」
狐「はい。今から、女王に会っていただきます。」
姫「狐の女王と言えば九尾の狐じゃ。げげげのきたろうに教えてもらったことがある。」
狐「流石はうさぎ姫様。鬼太郎殿とお知り合いな...
のほほんと暮らしています♪
妖怪子狐に連れられて、妖怪狐の里にやってきたうさぎ姫。
姫「なるほど。こんな森の奥におぬしらの里があったんじゃの。」
狐「はい。今から、女王に会っていただきます。」
姫「狐の女王と言えば九尾の狐じゃ。げげげのきたろうに教えてもらったことがある。」
狐「流石はうさぎ姫様。鬼太郎殿とお知り合いな...
姫「ホンコンコンコンエーガタという病にはムラマサとくろすが必要じゃと
じいが言っておったのを思い出した。
紅はわらわが書いたこの手紙を、京の嵐山の陰陽師に渡し、
くろすを貸してもらってくるのじゃ。
蒼は城へ戻り、ムラマサを持ってこい。よいな!」
蒼・紅「はっ!」
姫「わ...
姫「……蒼。紅。」うさぎ姫がおもむろに言葉を発すると、蒼・紅「お傍に。」声とともに姫の傍らにいつの間にか二人のくのいちが控えていた。
姫「ん?二人ともくのいちの衣装を替えたかの?」蒼「はっ。第10弾の黒ニコガチャにござりまする。」姫「何の事じゃ?」蒼「いえ...
うさぎ姫「苦しゅうない、申してみよ。」
狐「あの…妖怪狐の里で流行病が流行しているのです。」姫「はやりやまい?」狐「はい。ホンコンコンコンエーガタという病です。」
姫「…どこかで聞いたような病じゃの。」
狐「姫様のお力は妖怪狐の里でも聞き及んでおります。どうか、お助け...
そこへ突然現れたのは、まだ子どもの、金色の妖怪狐だった。
狐「うさぎ姫様とお見受けいたします。
実は、折り入ってお頼みがあり、参上いたしました。」姫「檻入って?」狐「いえ…;」姫「冗談じゃ。苦しゅうない、申してみよ。」狐「あの…
♪つづく♪