2011.7.22.霧雨の日
- カテゴリ: 日記
- 2011/07/23 20:02:38
傘を開き
道を歩く
涼やかに湿る
明け方の空気
音もなく続く
柔らかな雨は
動き出す町を
静けさで包む
淡い色合いの
一日の始まり
傘を開き
道を歩く
涼やかに湿る
明け方の空気
音もなく続く
柔らかな雨は
動き出す町を
静けさで包む
淡い色合いの
一日の始まり
この時期としては
薄暗い夕方の道
全体に広がった雲は
日暮れの時を早める
いつもの通りに歩き
いつもの駅に向かう
不意に
走る光
見上げれば空の
雲の切れ間から
それは一瞬の
西の空の輝き
真っ赤な光が
視界に広がり
薄暗い風景を
眩しく変えた...
雨と
風の去った道を
そっと
出歩いてみる
夕暮れの
静かな道は
少し冷たい
空気が残る
東の空は
紺色に
西の空は
紅色に
影の色をした山を
それぞれが挟み
せめぎ合う
間の色は段々に
夕暮れから夜へと
空を染め上げる
刹那のそれでい...
降り注ぐ雨だれ
窓に当たり
伝って流れる
そっと目を閉じれば
浮かび上がる憧憬
少しも変わらない
穏やかな記憶
音と共に甦る
雨の日の思い出
幼い頃
父親に連れられた場所
大人になってから
もう一度行こうと思った
数年振りの
思い出の場所は
当時のままでありながら
どこか別の風景に見える
あなたが大きくなったからだよ
そう言われると懐かしく
どこか切ない気分になる
忙しない日々を重ね
目の前のこ...