Nicotto Town


アストンのつぶやき


   

2011.8.1.朝の社

少し入り込んだ

山裾の小道


日が高く上がっても

奥まで光は届かない



入り口の林道に

斜めに射し込めば


濃い緑をした木々が

僅かに光を跳ね返す



程よく並べられた

石と土と樹が


蝉の声と共に

山の色に溶け込んでいく

>> 続きを読む


2011.7.31.蝉時雨

うっすらと雲の掛かる

明け方の窓の外から



シーシーシーシー



ひっきりなしに聞こえてくる

それは夏の風物詩



季節の移り変わりを

耳の奥に刻み付けて



あたり一面を

一定のリズムに染め上げる



振り返ればきっと

それはいっときのこと


けれども永遠のように

音は響...

>> 続きを読む


2011.7.30.磯の香り

風向きが変わると

ふっと横切った


潮風は

記憶の彼方にある



連れられた旅行で

出会ったのが最初



砂浜と波と

遥かな空と海



白い浜の色と

寄せては返す音



触れると呼び覚まされる

幼い日の思い出

>> 続きを読む


2011.7.28.囃子の夜に

構内を行き交う

着物姿の人々



車窓から見送れば

華やかに灯る提灯



賑わいの空気が

駅前に集っている



辺りは段々に

夕暮れを深く迎え



灯りは段々に

夜の空を染め始める



定刻になり

閉まる扉



賑わいはいつしか

車体の揺れる音に変わる



ああ

今日は...

>> 続きを読む


2011.7.27.夏の道

その小道の両脇には

街路樹が並んでいる



陽射しを受けて瞬く

数々の木漏れ日は


空の煌きを和らげた

柔らかな灯り


包み込む蝉時雨と

共に季節を語る



そんなことを思いながら

ゆっくりと歩みを進めれば


穏やかに風が吹き抜ける


全身が

風景に溶け込んでいく

>> 続きを読む





月別アーカイブ

2026

2025

2024

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2026 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.