ペルソナ
私が私を演じている
仮面をつけて私は踊る
仮面をつけて私は旅をする
陽が昇る頃に
仮面は東を向き
月が落ちる時に
仮面は西を向く
流れに身を任す
それが私達だ
私はあなたを愛している
あなたはわたしを愛している
それももしかしたら
仮面をつけての事なのかも知れない
それが私...
ペルソナ
私が私を演じている
仮面をつけて私は踊る
仮面をつけて私は旅をする
陽が昇る頃に
仮面は東を向き
月が落ちる時に
仮面は西を向く
流れに身を任す
それが私達だ
私はあなたを愛している
あなたはわたしを愛している
それももしかしたら
仮面をつけての事なのかも知れない
それが私...
真赤なゼリーの色が
今冷めようとしている
独り波打ち際に佇む私に
過去を降り顧みる事は許されなかった
柔らかな夏の終わりの日差しが
それを慰めていた
海鳥たちと見ていた
間もなく日が沈もうとしているのを
ただ影ばかりが長くなっていく
やがて私の足跡は波に消されていく
これから新しい何かが始...
ビュルドはシャボン玉の精
でも困った事が
ちょっと食べ過ぎて
体重が増えてしまいました
そう空をふわふわと
飛べなくなってしまったのです
ここはある街の小さな公園
ビュルドの担当地域です
小さな子供たちが
シャボン玉を飛ばしています
空いっぱいに小さなシャボン玉が
七色に輝きながら舞ってい...
彼女は微笑んでいた
遠くの一点を見つめながら
雲一つない
青い空の下
空全体の重さを跳ね返しているのか
その青さに溶け込んでいるのか
全くの自然体で
輝いている
感じ取る私自身の
想像をはるかに超えている
小さな宇宙が
そこには存在しているのだ
爽やかな風が吹いた
少女の髪がなびく
そ...
今日も34℃
街中の公園の地面も
喉が渇いたと悲鳴を上げています
公園にはベンチが3台あります
なにやらその内の1台が騒いでいます
何で僕の所だけ
日陰にならないんだ
誰も座ってくれないんだ
真夏の日が強すぎて暑すぎてね
そうですベンチの表面は
お尻が燃えるくらいの熱さになっています
他...