Feeling Good2
- カテゴリ: 日記
- 2026/09/13 22:46:41
激しい雨が、街の罪を洗い流すわけじゃない。
ただ、すべてを等しく濡らし、重く沈めるだけだ。跳ね上がる泥水、歪むネオンの光。
襟を立てたコートの隙間から、冷たい雫が首筋を伝う。
だが、悪くない。
この豪雨の音は、余計な雑音をすべてかき消してくれる。裏切りの言葉も、遠い日の約束も、
すべては激しい雨音の...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
激しい雨が、街の罪を洗い流すわけじゃない。
ただ、すべてを等しく濡らし、重く沈めるだけだ。跳ね上がる泥水、歪むネオンの光。
襟を立てたコートの隙間から、冷たい雫が首筋を伝う。
だが、悪くない。
この豪雨の音は、余計な雑音をすべてかき消してくれる。裏切りの言葉も、遠い日の約束も、
すべては激しい雨音の...
夜の帳が下りる街、煙草の煙がネオンの光を鈍く反射する。
世界は相変わらず不条理で、泥にまみれている。
だが、俺の胸の奥は、奇妙なほどに静かだ。すり切れた革ジャン、乾いたハウンドトゥース。
ポケットの中で、冷たいコインが静かに鳴る。
失ったものは数え切れない。
裏切りも、消えない傷跡も、すべてこの背中...
錆びついた錨が、波に洗われている。
ここが俺の返ってきた港。
だが、歓迎の灯台などどこにもない。
あるのは、低く垂れ込めた灰色の雲と、
潮の香りに混じる、安いバーボンの匂いだけだ。夜霧の向こうから、聞き覚えのある咆哮が聞こえる。
ソニー・ロリンズのテナーサックス。
男たちのむせび泣きを、そのまま真鍮...
やわらかな薄紫のパステル画のなかで
風は、あるかなきかに震えている。
誰も傷つけない、うつくしい嘘だけが
この小さな部屋を、そっと満たしている。ねじを巻けば、いつかきいたオルゴール。
すこし古びた、やさしい調べ。
私たちは、おたがいの偽善に微笑みながら
ガラス細工の未来を、しずかに毀(こわ)してゆく...
偽善のなかに息をひきとる街の
ひそやかな、あまりにひそやかな崩壊。
窓をひらけば、うつくしい嘘の雲が
あんなにしろく、流れてゆく。さよならを告げる小鳥たちさえ
きまった身ぶりの、きまった歌をうたい
私たちは、たがいのやさしさに甘えながら
しずかに、なにかを毀(こわ)している。(それなのに、なぜだろう...