✪魔法のハサミ (後)
- カテゴリ: 30代以上
- 2011/10/07 21:50:43
太郎は次から次へと新しいものたちに命を吹き込みました。
ありとあらゆるものたちに、欲しいものはすべてハサミで作りました。
太郎と家族はお城に住むようになりました、
部屋はたくさんあって全部は見れないほどです。
それぞれの部屋には豪華な家具が備え付けられていました、
高価なオモチャや面白い本もたくさん...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
太郎は次から次へと新しいものたちに命を吹き込みました。
ありとあらゆるものたちに、欲しいものはすべてハサミで作りました。
太郎と家族はお城に住むようになりました、
部屋はたくさんあって全部は見れないほどです。
それぞれの部屋には豪華な家具が備え付けられていました、
高価なオモチャや面白い本もたくさん...
むかし~むかし~誰も知らない遠い所に、
高い高い山と青く深い湖に囲まれた村がありました。
その小さな村に、太郎と言う男の子いました。
太郎はお父さんとお母さんの三人暮らしで、小さな竹の家に住んでいました。
太郎はとても幸せでした、一日中砂地で遊び美しい鳥や花を眺めていました。
お腹が空くと、お母さん...
ふふふ・・・酔っぱらってます、
さてわたすが酔っぱらうと酔っぱら妖精がやって来るんでし。
その妖精もわたすの楽しみの一つで、
会えると必ず約束事をします。
今回の約束事はと言うと・・・・内緒だけどネ。
世の中には色んな楽しいものがあり、
人それぞれに違うとは思うんだけど。
わたすにとって楽しい事のひ...
月がキレイな晩は、
ゆっくりと眺めてみよう。
鎌や角、
あるいは弓にもたとえられる三日月は、
非常に短い時間、
長くても数時間。
西の空にとどまるだけである。
その鋭利にとがったナイフのような月は、
これからの成長を予告するかのように空の端に出て素早く消えてしまう。
不思議なのは成長する月、
そして...
彼が彼女の体に腕をまきつけて何か言おうとした時、
彼女は彼の唇に指を置いてそれを制した。
「何も言わないで」
それからとても優しい声でこう続けた。
「今夜は何も約束しなくていいのょ」
彼女は純粋に愛しあいたいのだった。
将来の事を約束しあったり、愛を確かめあう言葉はなし。
たとえ明日別れ離れになった...