心細くて伸ばした手がどこにも触れない時、世界はとても怖いものだと思う。でもどこかに触れた時は、ほっとする。その誰かが触れるものに、わたしはなりたい。
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
心細くて伸ばした手がどこにも触れない時、世界はとても怖いものだと思う。でもどこかに触れた時は、ほっとする。その誰かが触れるものに、わたしはなりたい。
風車をまわすものは、風のようなもの。透通っていて、眼には見えない。わたしたちの心を動かすものも、眼には見えない。それはとても強い力を持っている、大切なものを守る気持ちや勇気とか。今日もくるくると心の羽がまわってる。
その朝を私は迎えることができた。久々の光を見るように目はうつろに、外はずいぶんと寒くなってる。ガレージのホコリを被ったバイクが、主人の帰りを待っててくれた。でも、今日は乗らない。あなたにいつか叱られそうで、いるんかいそんな人。破けたグローブを手の中に、遠く遠く未練を断ち切る遠くへ投げた。
いつか月に行きたいなんて、子供の頃よく考えていました。どうしたら行けるのか?、月を見るとそんな子供の時の考えを思い出す。歩くたび振り向きながら月を見て、月旅行の夢を追います。普段、日常生活の中で目に入る月は様々な場所や時間、いろいろなところに現れます。それらは、なんとも涼しくほのかに。こんな表情も見...
眠れジェットコースターのように、頭を枕につけたとたん。眠れ観覧車のように、ゆっくりと心地よく。眠れまるい虹の上を歩くように、この上ない開放感の中で。