2013.2.19.幕間の空
- カテゴリ: 日記
- 2013/02/20 05:39:22
風運ぶ雪雲は
足取りも重そうに
灰色で覆う
時間さえ分からない程
切れ間に覗く
濃紺の夕空
夜の帳の
降り際に引き込まれ
思わず立ち止まる
瞳が染まる程に
風運ぶ雪雲は
足取りも重そうに
灰色で覆う
時間さえ分からない程
切れ間に覗く
濃紺の夕空
夜の帳の
降り際に引き込まれ
思わず立ち止まる
瞳が染まる程に
風景は雪化粧
しっとり雨が降り注ぐ
傘開き歩めば
独特の音がする
入り交じるにつれて
透明な
雪の形の氷になる
じゃりじゃりと呟く
不可思議な通り道
風はまだまだ
冷たいけれど
陽射しは眩しく
明るく照らす
ふと目を惹いた
白いもの
溶けずに残った
その雪は
春まで日陰の
雪化粧
コートを着込んだ旅人は
季節を跨いでいたのだろうか
日の当たる場は春めいて
吹き抜く風は冬の名残りで
濁った水は
嵐の痕か
川で混じって
煌めいた
陽射しと風と
一緒に歩む
次の季節を
待ちわびて
後片付けに
台車を転がす
がたごとの道
行き交う人々
開催は賑やかに
撤収は速やかに
祭りの後に似た
雰囲気を感じながら
静かに進める
穏やかな歩み