悪夢から覚めたバタフライは、すぐさまミッド地区へと向かった。時はもう夕暮れから夜へと…
ウルフとの決戦が近づいたと悟ったのか、周りを全て吹き飛ばしてしまいそうなオーラを発し、ミッド地区へとたどり着いた。
今の俺の気迫なら必ずウルフは気付いてくれる、そう願いながら。
 ...
もう一度…
悪夢から覚めたバタフライは、すぐさまミッド地区へと向かった。時はもう夕暮れから夜へと…
ウルフとの決戦が近づいたと悟ったのか、周りを全て吹き飛ばしてしまいそうなオーラを発し、ミッド地区へとたどり着いた。
今の俺の気迫なら必ずウルフは気付いてくれる、そう願いながら。
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朝方の高速パーキングエリア、全く使われていない廃墟同然の根城。
バタフライはそこで少し仮眠をとっていた。どこからか拾ってきた粗末なソファーに横になり、軽く寝るつもりだった。しかし連日の気疲れもしていたのだろう、ぐっすりと寝てしまい、かなりの時間が経っていた。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
...
今面白いなぁって思う芸人さんは、フットボールアワーの後藤さんです
今のりにのってると思いますね
でも、俺はスベリ芸の芸人さんも好きなんですよ
それはますだおかだの岡田さんです
ワァオ!
このギャグ?掛け声?これだけでじゅうぶん笑ってしまいます
すべっても負けないハートの強さもいい感じですね...
ユウジとシンはバタフライとは別にミッド地区へ来てウルフの情報を集めていた。
そこへある建物から出てきたミカミが、二人の近くを通り過ぎようとした。不安な顔に支配されたユウジとシンの二人はミカミを呼び止めた。
ミカミは見知らぬ二人に呼び止められ少し身構えた。
見ると二人はEMに乗っている。ミカ...
バタフライはミッド地区に足を運び、辺り構わず顔なじみのEM乗りに聞き込みをしていた。もちろん皆煙たがった。しかし、中にはバタフライがウルフを探しているということを面白がり協力的な人物もいた。
「ウルフのことなんだが?」
「どこにいるか知らないか?」
「復活したって聞いて来てみたんだ」
「仁...