Nicotto Town



ASOBI足りない

Be:12 ggantho

「大丈夫ですか!?開けてください!」
僕が閉めたドアをガンガン叩く。ホテルの従業員が来たようだ。

「問題ないです」

「でも爆発があったと連絡がありました!」
彼がいらつきながらドアの方を睨む。ばれると面倒なので、手で制してなだめる。
従業員との会話を続ける。

「爆発?悪い夢でも見たんでしょ」
...

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Be:11 big

しばらく考えていたが、いい案は思いつかない。それどころか、思考はどんどんネガティブになっていく。

愛香はもう寝入ったようで、その微かな息遣いが聴いてとれる。
自分のベッドまで一度戻ると、ベッドの横にあった鞘を失った剥き出しの剣を手に取った。

こういうのって、なにで手入れするんだろ…...

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Be:10 daichi

気がついたのは真夜中だった。
僕はベッドで寝ていたようだ。布団を剥がしながら、隣を見る。
ランプを挟んだ向こうで愛香がもう1つのベッドで寝ていた。
 
「起きてる?」
 
「…」
返事はなかったが、怯えていたせいか、揺れたその肩で起きているのが分かった。
 ...

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Be:9 zancoku na kkecca

身体の向きはそのままに、右手の剣を逆手持ちに変えながら相手の左側に素早く移動する。
鉄棒が振り下ろされた直後に、剣を彼の喉仏に持っていく。
 
力を込めてそのまま水平に押していく。
 
声にならぬ声をあげながら彼は喉を押さえながら倒れる。
むなしい音を立てて鉄棒は転がっていく。
...

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Be:8 yasei ni makaseru

「そこの広場だ」
言って、彼はスタスタとそちらに歩いていく。
 
僕が愛香に軽く手を振ると、愛香は再度僕を睨み、涙をこぼした。
取り巻きは早く行けよ、と促す。
 
 
 
踵を返して金髪の方に向かう。頭では様々なことが浮かぶ。
 
カモフラがばれない...

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