雪が舞う白く白く雪が舞う
目に映る息をしてない街頭に
震えるように灯がともるオレンジ色の灯がともる
白い舗道の冷たさにあなたの影が震えてる
わたしの影が交差する少しでも暖かさを与えようとして
白銀色の雪の中に黒い影が黒い影と重なり合う
雪が舞う白く白く雪が舞う
もうすぐだ星の光も届かない暗い暗い凍え...
雪が舞う白く白く雪が舞う
目に映る息をしてない街頭に
震えるように灯がともるオレンジ色の灯がともる
白い舗道の冷たさにあなたの影が震えてる
わたしの影が交差する少しでも暖かさを与えようとして
白銀色の雪の中に黒い影が黒い影と重なり合う
雪が舞う白く白く雪が舞う
もうすぐだ星の光も届かない暗い暗い凍え...
今日の冬の雨は冷たい
凍える手で握る濡れたスマホの画面に雨粒が光っている
眼前に広い公園の白い石畳が浮いて見えるそこには流れる水玉のように傘が点々としている
手が届きそうで届かないそんな空間が広がっている
確かにあったのだそこに
心の中に大きな建屋が一つ黒塗りの土台に黒い重厚な屋根
紫の外壁に朱の内...
アツアツの焼きホタテを食べながら飲む冷たい濃い牛乳・・・北海道
私は戻ってきたあなたに逢うために
漆黒のマイナス270℃の世界より
光が見えた体が暖かくなってきた
もう少しだ温もりの世界まで
2000年の旅は終わる覚えていますか私を
あなたは子供だった澄んだ瞳で私を見続けていた
長い尾を引いて夜空を照らしてあげよう
もう少しだあなたの世界まで
まだ覚えていますか...
淡い墨絵のようになってしまった心に冬の雨が降る
冷たい冷たい雨が降る
いくつもの滲んだ輪取りの中に貴女の姿も滲んでいく
凍える指先で雨粒を撫ぜると透き通った痛さが伝わってくる
北風が強く吹いている追い打ちをかけるように
景色の中に雨が弾け散る想い出と一緒に弾け散る
さらに強くなる雨の中私は傘を閉じ雨...