Nicotto Town



うちの会社は駄目だと思うこと① リターン

会社のことを愚痴るのは非常に難しいと思う。

信用第一+狭くて特殊な業界+特殊な仕事内容 こまごま説明していると長くなる。そして愚痴は当然後回しになってしまう。同業他社を知らないから、他社がどういう体制なのかも知らないし、だから、仕事内容を理解してもらえるかも自信は無い。ので、できるだけ仕事内容の説...

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自作小説倶楽部6月投稿

『雨を呼ぶ殺人者』

〈証言1〉  いやあ、ひどい雨だねえ。大外れだ。気象庁は何をしているんだろうね。お役所でもおたくらとはえらい違いだろうねえ。で、俺に何を聞きたいんだ?
 事件のすぐ後に根ほり葉ほり聞かれたからもうネタ切れだよ。え? マスコミの取材に答えたこと? あの男の子がナイフを握って...

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自作小説倶楽部5月投稿

『理想の家』

 すっかり疎遠だった伯父から家を相続するなんて晴天の霹靂でしたよ。でも私は仕事を定年退職して暇をもて余していて、さらに住んでいたアパートが老朽化のために取り壊されることになった時だったから渡りに船で引っ越すことにしました。下見してみて庭があるのと階段の踊り場から一階を一望出来るの...

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自作小説倶楽部3月投稿

『赤い蝶』

伯父に初めて会ったのは私が二十歳になった一月後でした。私の懇願に対しての返答が「この屋敷で働かせてやろう」でしたから印象は最悪でした。しかし両親が借金を残して他界した天蓋孤独の身では伯父を頼らざるおえませんでした。母が駆け落ちして実家を勘当されたことも弱味でした。母を勘当したのは私の祖...

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自作小説倶楽部2月投稿

『冷たくて美しい、』 

 私は白い地の中を這うように動く黒い背中を見つめていた。空気が肌を切りそうなほど冷たい。日に日に春の足音が近づいて来ていますと今朝の天気予報で言っていたが除雪した雪が集められた校庭の端で氷雪はまだ固く、溶けることは無い。
 ふいに小さな背中が傾ぐ。足を滑らせたのだ。少年は無...

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