恋の芽が出る頃に 【 第二十章 】
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/02/26 20:56:17
第二十章 『 月のトライアングル 』
「 ──…落ち着いた? 」
抱き締められたまま、小さな声で囁かれる。彼の温かい吐息が耳の中に入ってきてくすぐったい。彼の腕の中で震えた私の両肩は、ゆっくりと収まっていった。
頬は涙の跡がくっきりと残る。優しく引き離し、私の額にそっとキスを落と...
小説とか書いてますよかったらみてくださいm(_ _)m
大好きなのでゲームの日記もたくさん書きます^^*
ゆっくりしていってね!!(゜∀゜)
第二十章 『 月のトライアングル 』
「 ──…落ち着いた? 」
抱き締められたまま、小さな声で囁かれる。彼の温かい吐息が耳の中に入ってきてくすぐったい。彼の腕の中で震えた私の両肩は、ゆっくりと収まっていった。
頬は涙の跡がくっきりと残る。優しく引き離し、私の額にそっとキスを落と...
行かないで。 【 後編/短編小説 】
ある快晴の日に俺は大事な人と出会った。名前は、畑山楓。髪はストレートで少し茶色がかっている。振り返るとよく靡く綺麗な髪で、艶が俺をそそる。
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第十九章 『 心の本音 』
あれから拓斗は私を抱き締めて数分間放さなかった。私の体は強く抱かれ過ぎて肩が少し痛い。でも、やっぱり気づかされる。──…大事にされているんだなって。
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第十八章 『 雪だけが、知っている 』
出勤して今日もいつも通り働く。それはまるで彼の事を記憶からかき消すように…。
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上司に投げ掛けられる汚れ仕事。女に任せるのは所詮、コピーかお茶を注ぐかだけ。最近ようやくパリ...
前期試験、合格発表まであと少しなのですが…。ドキドキハラハラが収まらないし、勉強が手につきません。学校でシャーペン握っても頭には「合否」の事しかありません。
先生は皆口そろえて「どんな結果でも構えれるように」と勉強しろと言います。ですがそんな「どんな結果でも」ってつまり「×...