人を好きになればなるほど、
ましてや、そのことに気づいてしまうと。
それを失ってしまうことや、
心の中に出来てしまう穴が怖くてしょうがなくなる。
とても、怖くなる。
こうなってしまうと私は、
失うことよりあなたとの距離をもうこれ以上近づけまいとしている。
そぅ・・・、これは間違っている。
きっと、違...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
人を好きになればなるほど、
ましてや、そのことに気づいてしまうと。
それを失ってしまうことや、
心の中に出来てしまう穴が怖くてしょうがなくなる。
とても、怖くなる。
こうなってしまうと私は、
失うことよりあなたとの距離をもうこれ以上近づけまいとしている。
そぅ・・・、これは間違っている。
きっと、違...
久々に体調もいいので、少しお酒を飲みに行く。
あいも変わらずのメンバーたち。
「ウイスキーの色って琥珀色って言うんだょね」
確かにそんなふうにも見える。
突然色の話になった、
「一番好きな色は水紅(とき)なんだけどね」
「知ってるょその色、淡紅とも書くんだょ」
とき色とはニッポニア・ニッポンという学...
美味しい昼ご飯を食べに行く。
少し贅沢して。
ゆっくり時間をとって。
前から行きたかった店。
友だちが教えてくれた店。
夜だと高くて行けそうにない店でも、
ランチだと行きやすい。
いつものお昼ご飯よりは、
少し贅沢だけどそれくらいはイイ。
光りがたくさん入るカフェ。
緑が見えるテラスレストラン。
感...
メリーさんの筆入れは、ときどき急に海辺になる。
授業中に机にうつぶせで寝ていると、波の音が聞こえてくるのだ。
これはまずいまたあれだ、と思って慌てて蓋を開ける。
以前に一度、びっくりして机に膝をぶつけたことがある。
海水がこぼれて、机の上のノートが濡れてしまった。
いくら乾かしても、しばらくシワシワ...