Nicotto Town


フリージア


もう一度…

金狼の重圧…あとがき

皆さま、あけましておめでとうございます

今年もヨロシクお願いします☆

そして、昨年の連載『金狼の重圧』を読んでいただきありがとうございます。
強引に昨年内に最終回をねじ込みました^^;

ここにはネタばれの記述もありますので、作品を読んでいない方はお気を付け下さい。

この作品は10年ほど前に書...

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金狼の重圧…最終回

 分かっているだろ、俺は偽りの最強だ。いや、最強という言葉を使うことさえおこがましい。偽りの王者よ、お前に最強を継ぐのは無理だ。幻影は極小さな声で、だが確かに聞こえる声でバタフライに囁いた。
 囁きは徐々に大きくなる。
 『お前には無理だ。お前は必ず最強という重圧に負ける。その重圧に負ける』
 「何...

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金狼の重圧…27

 
 「あの3人の精神が崩壊した原因がウルフの呪いだとは思えないが、君の言った通り俺の怒りと言うのはあったかもしれないな」
 ミカミはこれまでのような険しい顔を崩し、素直な顔で話す。
 「だが、俺の怒りがあったとしても彼ら3人の精神を崩壊させることなどできる訳がない。それに俺は彼ら3人とバタフライが...

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金狼の重圧…26

 今回の光もシンにはまったく見えていない様子、追い抜かれた感覚もないようだ。シンのずっと前を走っていたバタフライは、再びその光の気配を感じた。そして考える。
 『さっきと同じ気配?』
 さっきと同じEMでないはずだ。逆送するか高速を降りてまた戻ってこなければ、後ろから来るなどあり得ない。それにこの短...

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金狼の重圧…25

 バタフライは追い抜いた光との差を徐々に詰める、そして暗闇からその実体がぼんやりと形付いきた。見覚えのある車体、そしてその色…

 ゴールド。

 誰1人として同じ色がないはずのゴールド。それが暗闇から形成されるようにバタフライの目の前に現れた。そして、かつて見た生気のあるウルフが乗っ...

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