♪ニコッと時代劇 ~姫の海水浴の巻~ 其の十♪
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/08/13 21:02:50
姫 「…開けてみるか。」
蒼 「ええっ!もうですか!?」
紅 「姫様、わたくし達はみなおばあさまになってしまわれまするぞ!?」
姫 「乙姫にあれだけ世話になり、楽しい思いをしたのじゃ。
信じなければ乙姫に悪いであろう。」
蒼 「まあ、確かにそうですが…。」...
のほほんと暮らしています♪
姫 「…開けてみるか。」
蒼 「ええっ!もうですか!?」
紅 「姫様、わたくし達はみなおばあさまになってしまわれまするぞ!?」
姫 「乙姫にあれだけ世話になり、楽しい思いをしたのじゃ。
信じなければ乙姫に悪いであろう。」
蒼 「まあ、確かにそうですが…。」...
蒼 「亀、御苦労であった。」
姫 「乙姫によろしく伝えよ。」
亀は海の底へ帰っていきました。
紅 「…姫様、ここからでございますぞ。」
蒼 「私達の体感では3時間ですが、
300年経ってしまっているのではないでしょうか…。」
姫 「300年後とい...
蒼 「うさぎ姫様、そろそろお暇をせぬと、
じいや様が心配なされます。」
姫 「まだよいではないか。
御馳走も手つかずの物もある。」
紅 「いいえ、姫様。あまり長居をしても失礼になりまする。」
姫 「わかった。たっぱーをもて!」
蒼 「姫様!」
姫 「冗談じゃ。
せっかく乙...
乙姫「うさぎ姫様、しばし失礼いたします。」
姫 「これ乙姫。どこへ行くのじゃ。」
乙姫「わたくしも姫様のために舞を舞いとうございます。」
姫 「本当か?」
乙姫「はい、衣装が御座います故、しばらくお待ちを…。」
しばらくすると亀が出てきました。
亀 「れでぃーえんじ...
蒼 「姫様、そうがっつかれてはおなかを壊しますぞ。」
紅 「腹八分目と申しましょう!」
姫 「ふぉうはいっへも(そうは言っても)、
ほぉうめほはへひははれふぇは(こう目の前に出されては)、
ひょくはんほほはへひはいへはほう!(食さぬことはできないであろう!)」
蒼 「ああ、お行...