陰陽師神楽と祖父、安倍晴明
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/06/15 23:08:28
「覚えていて欲しい。」
そう、祖父、安倍晴明は切り出した。
「今、命がけの行をやっているのは父や母のためかもしれない。だがな、神楽。お前は父や母のために生まれたわけじゃない。父や母を満足させるために生まれたわけじゃない。好かれるために生まれたわけじゃない。」
「じゃあ、嫌われるためなのおじい様」
「...
グイ・ネクストのつぶやきなどを日記でつづっております。
あと詩をつぶやいたりします
感謝の言葉を発信していきます
「覚えていて欲しい。」
そう、祖父、安倍晴明は切り出した。
「今、命がけの行をやっているのは父や母のためかもしれない。だがな、神楽。お前は父や母のために生まれたわけじゃない。父や母を満足させるために生まれたわけじゃない。好かれるために生まれたわけじゃない。」
「じゃあ、嫌われるためなのおじい様」
「...
嬉しいものです。
あい
雨の降りの教会の窓から街道で遊ぶ子どもたちの声を聴く。「わぁー雨だ、雨だ」と、男の子。
「えへへ、ばしゃーーん」と、水溜まりに自らジャンプして飛び込む女の子。他愛もない世界・・・。窓のガラスに映る黒髪をさわり、神楽(かぐら)はふと後ろを振り返る。見ると、赤茶色の中央扉が今にも開こうとしている。きっと...
人生に意味など無い。
人生に意味付けできるのはあなただけだ。
あなたの人生の答えはあなたの胸の中にある。
その答えを他人から聞いても・・・それは対処療法、その場しのぎ。
わかりますか。
闇にいて、気分はぐしゃぐしゃでもいいんです。
与えられたモノを喜び、過去と未来に怯えるのを止めて。
今ここを生きる...
歪んで、曲がっている。
これがボクの心の本線。
そのぐしゃぐしゃのまま、歩けばいいんだよ。
歪んで、曲がっている心を誰が聴きたいんですか。
そのぐしゃぐしゃの音を必要としているのはあなただよ。
歪んで曲がっている心から響く音を一番必要としているのはあなたなんだよ。
歪んで曲がってい...