傍に居るから 【 後編/短編小説 】
- カテゴリ: 自作小説
- 2014/03/29 01:40:17
傍に居るから 【 後編/短編小説 】
腕の中で涙を流す彼女を見ながら、自問した。これは自己満足なんじゃないかってね。でも何度尋ねたって帰ってくるのは彼女の鼻を啜る音だけ。僕の望んでる答えなんて…帰ってきやしないんだ。
彼女の唇をずっと奪いたいって思ってた。あの頃からずっと&hell...
小説とか書いてますよかったらみてくださいm(_ _)m
大好きなのでゲームの日記もたくさん書きます^^*
ゆっくりしていってね!!(゜∀゜)
傍に居るから 【 後編/短編小説 】
腕の中で涙を流す彼女を見ながら、自問した。これは自己満足なんじゃないかってね。でも何度尋ねたって帰ってくるのは彼女の鼻を啜る音だけ。僕の望んでる答えなんて…帰ってきやしないんだ。
彼女の唇をずっと奪いたいって思ってた。あの頃からずっと&hell...
傍に居るからね 【 前編/短編小説 】
傍に居るからね、と君へと手を伸ばす。だが君の小さな掌は僕の手を握ろうとしない。君の輝いた瞳が向く先は僕なんか居ない。…他の誰かだ。
それでも君が泣いてる時には傍に居たい。君がアイツのせいで傷ついた時でも傍に居たい。そして…、君が...
春の頬 【 最終章2/短編小説 】
◆ ◆ ◆
「 本当ッ!?結婚してくれるの…? 」
「 ああ、小林…いや、愛美。 」
まだぎこちない様子を見せながらも、俺は呼び方を変えた。女を下の名前で呼んだのは亜美香とコイツだけだ。
俺が呼び方を変えた途端、小林は目の色...
春の頬 【 最終編/短編小説 】
彼女と離れてあれから6年が経った──。あれから俺はなんとなくで人生を過ごして来た。彼女だけ見つめてたあの時はもう戻る事もなく、ただ過ぎていく。
6年という長い時を超えた今でも俺の心に住んでいるのは彼女だけ。柔らかく小さな手を握ったあの時…俺は心に誓...
春を感じる瞬間…それは新しい世界に足を踏み入れた時──。学校、社会に飛び出す人、様々だと思います。
でも、春は必ずしも前へ進む時期です。そして春は必ずしも芽を出し、成長に向かう季節なのです。
…──だから私が春を感じる瞬間は、今、新しい世界に踏み込もうとしている自分を...