「ピンポ~ン」
ドアの呼び鈴が鳴る
玄関を開けてみると
濡れねずみのあなたがいた
今日約束はしてたけど
このひどい雨の中
行けないなぁと思った
メールも打たないで
「何できたの?」
「約束だろ?」
約束だって言っても
もの雨じゃ・・・
ごめんね
メールも打たないで
だから来たんだよね.....
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お友達の設定を表示しない。
「ピンポ~ン」
ドアの呼び鈴が鳴る
玄関を開けてみると
濡れねずみのあなたがいた
今日約束はしてたけど
このひどい雨の中
行けないなぁと思った
メールも打たないで
「何できたの?」
「約束だろ?」
約束だって言っても
もの雨じゃ・・・
ごめんね
メールも打たないで
だから来たんだよね.....
「ねぇ、どっか行かない?」
友達が言う
「くよくよしないで、外に出よう」
彼女は私のことを知っている
ピリオドを打った私の恋
嬉しかった時も
ドキドキした時も
彼女が何でも聞いてくれた
でも
彼女には相変わらず彼がいて
そのことをちょっぴり恨めしく思える
自分が嫌になる
ありがとう
そん...
昨日まで使っていた鍵
あなたと同じ部屋の鍵
捨ててしまおうか
ちょっとためらっている
二人で過ごした日々は
楽しかったのか
身近にいると
見えないものも見えてきて
でもやっぱり良かったんだろう
こういうラストシーンが起こるとは
思ってなかったけど
それも時の流れ
元気でいてね
私も元気で...
ほんの小さなことで
別れた彼に
メールをしてみた
アドレスは変わってなかった
返事なんて待ってなかった
そう 返事なんてこなかった
彼はどうしているのか
私は元気よ、と言うつもりだったのか
秋は落ち葉の季節
みずみずしかった葉っぱも
枯れ果てて落ちていく
でもそれは終わりではなくて
人生...
昨日まで着ていた服を脱いで
新しい服を着ろというの
そんな器用ではない
この間まで腕を組んでいたあなたと
今日でお終いなの?
そんな冷たさは御免だ
きらめく星の下で語り合った
あの出来事は何だったの
あなたはふりをしていたの
もう聞けない声も
もう握れない手も
遠い彼方に行ってしまう
...