昨日の夢は何だったろう
あなたが出てきて
私を強く抱きしめてくれた
舞い散る銀杏の木の下で
とても空虚な感触
抱きしめていても
肌の温もりも
少しも感じられない
あなた 久しぶりね
まだ私を抱いてくれるの
あの子はどうしたの
あなたの目は何を見ているの
降り注ぐ銀杏の葉に
埋もれそうな二...
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昨日の夢は何だったろう
あなたが出てきて
私を強く抱きしめてくれた
舞い散る銀杏の木の下で
とても空虚な感触
抱きしめていても
肌の温もりも
少しも感じられない
あなた 久しぶりね
まだ私を抱いてくれるの
あの子はどうしたの
あなたの目は何を見ているの
降り注ぐ銀杏の葉に
埋もれそうな二...
好きだった
いつもいつも
陰に隠れて
そっと見ていた
好きだった
同席する時は
ドキドキだった
聞こえてないだろうけど
好きだった
いつも笑顔なあなたが
笑顔で辛くないのと
聞きたかった
好きだった
でもあなたにはあの子がいる
もうすぐ結婚式
秋の明るい日の中で
もらった招待状
泣きな...
秋の明るい日の中で
恋人たちが憩う
その姿を見ては
なぜか微笑みが漏れる
恋人たちの愛情で
来るべき冷たい時期も
溶けてしまうだろう
そんなことを考えながら
私の愛は何処に行ったのか
枯葉をかき集めて
思い切り飛び放せば
すっきりするに違いない
私の愛の行方も
彼の愛の行方も
今は知る由...
冬
眠りに入った動植物
それでも活動は続き
出会える新しい恋に
胸躍らせる日々よ
春
息吹を肌に感じながら
花々は競い合い
やがて出会った二人からは
まろやかなときめきが
夏
照りつける太陽は眩しく
すべてを明らかにする
恋人たちの笑い声は
木陰の暗さに気付かない
秋
色づく葉を味わいな...
秋は枯葉の季節
そういうけれど
みずみずしいものは
恋する二人だろうか
たとえばあなたと私
たとえ見えはしなくても
たとえ遠く離れていても
心は一つ
手を繋ぎながら
心を繋ぎながら
一本の道を行く
春夏秋冬
目を開ければ
そんな夢を見ていた
あなたは遠く
秋は深く深く
秋は枯葉の季節...