細かい雨が降ってきた
秋霧雨
カフェの片隅から
そっと外を見つめる
あなたは海外に行った
仕事の辞令で
いつ戻ってくるんだろう
職場にぽっかり穴が開いた
毎日「おはよう」が聞こえた
それがなくなった
相変わらずにぎやかな職場だけど
あなたがいないのは寂しい
そんなそぶりも見せずに
私は会...
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細かい雨が降ってきた
秋霧雨
カフェの片隅から
そっと外を見つめる
あなたは海外に行った
仕事の辞令で
いつ戻ってくるんだろう
職場にぽっかり穴が開いた
毎日「おはよう」が聞こえた
それがなくなった
相変わらずにぎやかな職場だけど
あなたがいないのは寂しい
そんなそぶりも見せずに
私は会...
長かった髪を
思い切って切った
長い髪が好きな
あなたがいなくなった
床に切り落とされた
私の髪
これがあなたとの思い出なのね
なぜか悲しくない
鏡に映った別人の私
あなたとの思い出に
ふけることなく
一歩を踏み出せたらいいわ
短い髪が
蔽いきれない首筋が
風に吹かれて
寒さを連れてくる...
角松敏生のライブに行ってきました。
会場は狭いライブハウス。でも、開場を待つ人は大勢。
どうなるのかな~って思っていたら、案の定、立ち見でした。
久しぶりに履いたミュールが痛くて、でも、背伸びして角松を必死で見ていました。
もう、何年ぶりになるかなぁ。カッコよかったよ。
一時期みたいにCDが売れない...
伝言版に書く
あなたが来ると信じて
昔の恋人たちのように
願いを託して
あなたは見てくれるだろうか
私に気づいてくれるだろうか
いつでも待っていることを
わかってくれるだろうか
携帯のメールより
温かみがある伝言版
一文字一文字に思いを込めて
ひたすらあなたを待っている
携帯のベルが鳴ら...
いつからだろう
始まったハロウィンの季節
街はかぼちゃと
オレンジ色に変わる
仮面をつけて
舞踏会に出かけよう
誰かわからないから
あなたとも踊れる
ひと時の至福の時
音楽は滑らかに
あなたのリードも滑らかに
心が溶けていく
曲が終わった
ほんの短い逢瀬だった
あなたの手のぬくもりは
し...