アロマキャンドルを灯せば
暗くした部屋に明かりが
空気にはラベンダーの香り
気持ちを和らげる
わが身を減らして
灯るキャンドルは
あの頃の私のよう
今は心がすり減っている
愛情全部を
あなたにぶつけた
それだけ深かった
もう残り滓しかない
キャンドルよ
教えて
それほどに燃え続けるのは
...
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アロマキャンドルを灯せば
暗くした部屋に明かりが
空気にはラベンダーの香り
気持ちを和らげる
わが身を減らして
灯るキャンドルは
あの頃の私のよう
今は心がすり減っている
愛情全部を
あなたにぶつけた
それだけ深かった
もう残り滓しかない
キャンドルよ
教えて
それほどに燃え続けるのは
...
次々と
色を変えるタワー
はしゃいだ子もが
カメラに向かう
出会いの場所
ふっと思い出す
あなたと手にした
ばらまいた硬貨
「ありがとう」と言ったあなた
タワーの中の人も
次第し減っていく
閉院時間も間もなく
二人でガラスも見つめる
その向こうも闇
浮かび上がるネオン
不夜城のような世界...
CDから流れるのは
失恋の曲ばかり
私の心を
見透かしたように
恋を失った
手のひらからこぼれた
楽しかった日々も
過去のものになった
追えなかった
背を向ける彼を
どんどん歩いていく
早足の彼を
今はもう
一人きり
風が冷たくなった
手を握る人もない
コートの中に
手を入れて暖める
...
まだ早いけど
お気に入りのカフェに
クリスマスの予約を入れた
二人分の席
窓側に二人
好きなパスタを頼んで
サラダと飲み物は食べ放題
おまけにケーキもつく
二人分にケーキを買うよりは
結構お得
向かいの席に
座るのは誰
予定をまだ聞いていない
大好きなあなた
祝日だから駄目かな
早速予定...
「よ~し、終わった。さ、帰ろ」
残業組と産業なし組
私はいつも残業組
ため息つきつき書類の山
私に教える先輩も
残業組にちょっと気嫌が…
残るのはいつもの顔ぶり
必死に仕事をしている
先輩が今日は先に帰った
どごうしよう このやり方がわからない
そこに彼がやってきた
「一服しな...