Be:16 seoi ikiru
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/03/31 23:03:22
ガントによると、この期間中、参加者に対して鉄道路線が無償らしい。
キャッシュカードをそのまま改札に通せばいいとのこと。
しかし、今の時間帯、電車があるはずがない。
僕たちは待合室のベンチに座って始発が来るのを待っていた。
「ダメじゃん」
愛香が不機嫌そうに言った。
「怒るなって。あとちょっと待...
ASOBI足りない
ガントによると、この期間中、参加者に対して鉄道路線が無償らしい。
キャッシュカードをそのまま改札に通せばいいとのこと。
しかし、今の時間帯、電車があるはずがない。
僕たちは待合室のベンチに座って始発が来るのを待っていた。
「ダメじゃん」
愛香が不機嫌そうに言った。
「怒るなって。あとちょっと待...
今日、自分の文章力にがっかりしちゃいました。
久しぶりです、【落ち込む】っぽいことをしているのは。
自分は今年から高校3年生で、受験も控えています。
勉強を始めるのを4月からとして、それまでは以前すこしかじった
小説をやろうと決めていたのですが、
どうも、そんな覚悟じゃ始めちゃいけなかったみたいで...
さすがにこんな時間だからか、敵に遭遇することはなかった。
ファミレスを見つけると僕たちはすぐに入った。
僕の横にはやっぱり愛香が座ってきた。そして、ガントは座っていても大きかった。
その大きさにはもはや、感動する要素すら見出せそうだ。
店員が来ると僕たちはそれぞれ注文した。
思いだして言う。...
僕とガントはどちらからともなく、灯りの下に移動した。
「シニアタウン、行かねえか?」
ガントが言った。
「僕あんま他の街知らないんだけど、どんな場所?」
「年配の人が集まってる街だ」
「なんでそんな場所?」
「安全だ」
「そこで、これが終わるまでかくまって貰うのか?」
「まさか。そうい...
「ここから移動するか。撃ってきたのが何者か知らねえけど、
この期間中でも禁止の銃を使って来るなんて相当ヤバいぜ」
走りながらガントが言った。
「だな…」
相手を確認するべきだったのかも知れないが、今更悔いても仕方がない。
これからどうするかが大切だ。
「これからどうするよ」
ガント...
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