Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

草原と赤い月に寄せて

それは 何処か遠い世界の物語だらうか
風が 碧い草の海を平穏に渡つて
私の記憶の 遙かな隅を揺さぶる
夜はまだ 躊躇ひながら降りて来たばかりなのにご覧 あんなに巨大な そしてあんなに紅い月が
静かに 静かに 丘の彼方から昇つて来る
私たちは唯 黙して 並んで立つてゐよう
草の葉が 密やかに囁き合ふの...

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――泥と星のあいだで――

神は我らを泥から創り、
その胸に、天使の歌う「理想」の星を埋め込んだ。
これこそが、人間に与えられた最初の呪いだ。
私たちは鳥のように飛ぶことはできず、
獣のようにただ地を這うだけで満ち足りることもできない。どれほど崇高な人道を語ろうとも、
胃袋がすけば他者のパンを奪い、
恐怖に駆られれば隣人の胸に...

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届かざる薄紅

若き兵士の冷え切った懐(ふところ)から、
くしゃくしゃに丸められた一通の紙片が現れる。
それは、私が教えた文字で綴られた、母への便り。
だが、その素朴な言葉の半分は、
彼の胸から噴き出した、鮮烈な血によって覆い隠されていた。『お母さん、こちらはもうすぐ冬が来ます。
 毎日、先生の言った「美しい祖国」...

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若き兵士の死と、知識人の引き裂かれた魂

「立て、祖国のために!」
私が書いたあの熱い告発の書が、
人道の勝利を、新しい世界を約束したあの言葉が、
この若者を、地獄の戦場へと駆り立てたのだ。見よ、泥濘(泥)にまみれて横たわる、その若き肉体を。
まだ髭も薄いその頬は、凍てつく大気の中で白磁へと変わり、
未来を夢見たはずの双眸は、硝煙の空を虚ろ...

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変わらない血

旗の色は変わり、玉座は粉砕された。
街の呼び名が変わり、新しい神が壇上に立った。
だが、この指先を流れる血の、
なんと変わらぬ暗さと、その鉄の匂いよ。祖父はツァーリの命(めい)でシベリアの雪を血に染め、
父は革命の due(正義)の名の下に同胞の胸を撃ち抜いた。
そして今、私は新しい正義の軍服を着て...

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