Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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さようならのルージュ

あの人からもった
ルージュを捨てた

使わないためじゃない
もう忘れたいから

忘れならない日が
いくつつづくのだろう

別れ道で
戸惑う私

はるか遠くまで
光る道を歩きたい

いくつかの分岐点があっても
ルージュを捨てたように

気持ちを入れ替えて
歩いて行けるだろう

再び歩く私
その道は険し...

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髪の命

春が来た
髪を切り行った
スタッフの人に言われた
「カラーリングしてみたら?」
今までずっと黒髪だった
それが誇りでもあった


「黒髪っていいな」
カラーリングが流行っても
彼はそんなことを言っていた
「長い髪もいいな」
髪は女の命と言うけれど
そんな言葉に左右される


小さい頃から黒髪で
緑の...

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~春 別れ~

「週末に桜を見に行こうよ」
あなたが声をかけた
「私、いいとこ知ってる」
とはいえ、雑誌でみただけ
「それじゃあそこに行こう」
何となく決定してしまった
がっかいしたらどうしよう
桜が咲いてますように


ついてみたらそこは
桜の洪水
裏口からはいったようで
まだ整備されていなくて
でも滝のような花...

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~春~小石

4月の最初の日に
休暇を取った
ありえない話だ
でも新年度のこの日に
浄化したいものがあった
それは私の心



飛梅で有名な神社に行った
遠い遠い距離を飛んで行った梅の木
もう花はほとんどなかったけれど
想像することができた
主人恋しさに飛んだ梅
心が熱くなった


裏道を通って
都の散策をする
...

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~春 風景~

「そうだ 京都 行こう」
CMに誘われて
来てみた 春の京都
観光バスが
幾台も通る
観光客がひしめき合う


友達に教えてもらった
穴場に行く
来ている人もまばらで
桜は満開だった
小さな流れには
花びらで覆われていた


思い出す それは秋の京都
紅葉狩は桜より
観光客も少なくて
あなたの手を取...

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