Nicotto Town



未来人の歴史 再度連載

 小説の書き方(我流)

 小説の書き方(我流)

 第一章
 まず、先のために課題を出す。
これからできる限り『日常』を自分の小説風に書き続けること。
目的はね。積み重ねた時、長文になっているなら長文に慣れるということができるね?
もう一つは経過として『観察眼』が強化される。それは、そうだろ?観察しないと日常なんて書けない...

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 私の生の刻印

 私の生の刻印

 私が生まれて間もない頃、親父の肩車の上で親父の髪の毛をかきむしるのが好きだったらしい。だから、親父は河童だ、毛は少ない。少し生長して小学生低学年の時、親父と風呂に入っていたときしきりに親父のちんちん引っ張って遊んでいた。弟は同じ風呂で親父の乳首絞って変な液体出したよ。
中学の頃、...

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 不老の馬林

 不老の馬林


 馬林は甲高く「コケコッコー」と鳴く目覚まし時計で目を覚ました。友人に貰った目覚まし時計は独特で白い鶏に時計が付いたデザインで設計されている。友人は生まれも育ちも日本人で養鶏をしていて兎にも角にも鶏が大好きな女性だ。布団から起き上がると日本の伝統通りに布団を畳んで押入れにしまう。...

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 八女市黒木町へ

 八女市黒木町へ   ゴールデンウイークの大型連休の前に初めてお父さんの実家に行くということで 酒木涼音は期待と不安が入り混じる。 新幹線は走り続ける。 仕事ばかりでまともにお父さんと話をしたことが無い。 かといって母さんもパートの仕事ばかりで冷たい食事をレンジでチンして一人で食...

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その男、吸血鬼だから

その男、吸血鬼だから


 自己紹介にて「私は吸血鬼です」と言ったその男はとある喫茶店で新人賞候補の作家と打ち合わせのため有名喫茶店で珈琲を飲んでいる。名前を島津惟秀という60歳のおじさんだが前の会社を定年で辞めた後二度目の仕事としてここを選んだらしい。出版社も不況のため新人作家に厳しいが相手の心...

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