Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

おくのほそ道

むかしは、『おくのほそ道』
よさがわからなかったんだけど、
いいなあ。
ことばが重層的だ。
たたまれ、たたまれ、ひろげると、
世界が、古と、歌と、現在(彼、芭蕉のだ)を、緻密にむすびつけて
そこにあるのが、感じられる。
彼の旅は、決して、生半可な気持ちで行われたものではない。
それは境界をめぐる旅で...

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CMに出たこと、思い出した

小さい頃、父親がテレビ関係の仕事をしていたからか
何本かCMにでたことがある。
今は、おそらく、子役とかで、そういった枠が埋まってるから
素人が出ることって、ないんだろうけれど
当時は、もっと、いい加減だった。
ちょうどいい年齢の子が、だれそれさんのうちにいるから、
使っちゃおう、みたいな。

ひと...

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異国という、新鮮さ

なにかをはじめて食べた時って、たいていなにかしらの
驚きにみちた感動があると思う。
とくに印象深かったのは、ふたつ。
ほぼ同時期にたべているから、若さゆえの感受性のするどさ
とかもあるのだろうけれど。
(その四五年後にたべたはじめての食べ物では
もはやそれほど、感動はおぼえなかったから&hellip...

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附録がつくる、わたしてくれる

某DVDレンタルショップから、
ネットでつかえる買い物券500円というのが、メールで贈られてきた。
うれしい。図書券みたいなものだ。

さっそく当該オンラインショッピングのサイトをのぞいた。
ずっと気になっていた、附録本を検索してみる。
在庫があった。
宝島社のブランド・ムック。
『Clapsadd...

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呪文と花束

今日は少しだけ心がうわむいた。
情報誌をくばるバイト。
数をかぞえてゆく、
よんじゅうさん、43…死産、よんじゅうよん…44…四肢、死屍…ごろあわせのような連想が、異界へみちびく呪文になってゆく。すこし縁起が悪いなともおもったけれど。

けれど...

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