昼間、なにか、いいことを考えた。
けれどおもいだせない。
こうしたことも、夢みたいなものなのか。
朝、めざめても、どうしてもおもいだせない
夢たち。
おもいだせないことで、わたしが、まるで、二人以上いるみたいだ。
べつの人生をあゆむ、もうひとりのわたし。
あけがた、ほぼまんまるの月がみえた。
朝4...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
昼間、なにか、いいことを考えた。
けれどおもいだせない。
こうしたことも、夢みたいなものなのか。
朝、めざめても、どうしてもおもいだせない
夢たち。
おもいだせないことで、わたしが、まるで、二人以上いるみたいだ。
べつの人生をあゆむ、もうひとりのわたし。
あけがた、ほぼまんまるの月がみえた。
朝4...
またとても暑い夏だった。
けれども、わたしは夏がきらいじゃない。
すごしにくいし、たおれそうになるけれど、
太陽がいちばん近い季節だと、たとえば思う。
ひざしの、じりじりと肌をさす感触に
太陽のちかさを思うのだ。
入道雲、かなしげなヒグラシの声、
太陽のようなヒマワリの花、
昼にはしぼんでしまう、色...
もうすぐひまわり畑に、
ひまわりまつりにゆく。
七月おわりと
八月おわり、
二回あるのだ。
そのまえに、花火大会。
こちらは、うちのマンションの三階の渡り廊下から見える。
椅子をもってきてすわってみる。
通る人もいるので
ちょっとはずかしいが。
夏もまもなくおわる。
朝晩の、虫の声。
そして、金曜日。朝三時四〇分に目を覚ます。今日仕事が終わったらおふねさん(速水御舟)の展覧会にいけるだろうか…。寝ざめのぼんやりとした頭が行きたくないなと思う。けれども絶対に行こうと、心を布団のなかで奮い立たせて。
そしてバイトに行き、終わって、いったんうちに帰ってきた。ほぼ作業着...
昨日…いま午前二時台なので、さっき、といったほうが
しっくりするけれど、
ともかく昨日、花火大会の花火をみた。
うちのベランダからみえるのだ。
ベランダに椅子をだして、
お酒やつまみをもちこんで。
会場まで4キロほど離れているが
音もきこえるし、意外と大きく見える。
川沿いでやっている...