「お願いしますよ!桜の枝が欲しいんです!」
「ええと・・・交換希望、かぼちゃ帽って出てますねえ。」
「そんなレアなの、急に用意できませんって!」
「でも、ここは原則、交換なのでねえ・・・。」
「買い取り屋さんが引き取ったの、あるでしょ!?」
「まさか!Pアイテムです...
「お願いしますよ!桜の枝が欲しいんです!」
「ええと・・・交換希望、かぼちゃ帽って出てますねえ。」
「そんなレアなの、急に用意できませんって!」
「でも、ここは原則、交換なのでねえ・・・。」
「買い取り屋さんが引き取ったの、あるでしょ!?」
「まさか!Pアイテムです...
「あら、あんなとこに可愛いワンピース!セールですって!」
「こっちはガチャガチャ・・・青と白と・・・んま!黒まであるわ!」
昼下がりの日曜日、ニコットタウンのショップ広場は大賑わい。
ニコットタウンからほど遠くない場所で捨てられたことが
わかり、菊丸天使は、花嫁ぐまのアンジェ...
ぶろおおおおおおお・・・・!!!
「ほら、クマちゃん、綺麗に・・・あれ???」
ここは、白魔法使い、まりんの自宅。
釣り堀からびしょ濡れで飛び出て来た、血気盛んな
くまぬいをお風呂場で洗い、ドライヤーで乾かして
みると・・・。
「うるさい!そんなにジロジロ見るなっ!」...
「今日のお目当てはタイヤキ~♪」
「あーん、私、まだパール釣ってないよお!」
わいわいがやがや、夕方になって賑わってきた釣り堀。
お勤め帰りの酔っぱらいサラリーマン、夜が活動時間の
黒猫、冬眠から目覚めて絶好調のカエルに、魔法使いなど、
集う人は様々なれど、気持ちはひとつ。
...
「うわーんっっ!うわーんっっ!!!」
ミカエル様のような、立派な大天使になるために、
新米天使として修行中の菊丸天使。
昼休み、天国の門の前を通りかかると、
なにやら、泣き声が・・・。
門の外に目をやると、ウェディング姿の小さな
くまが、ヴェールが濡れるのも構わず
泣きじゃ...