止まっている景色の向こうから音が流れてきて、
私たちは誰一人なにも気づかない。
恋をしていた。
友だちが花束とチケットを持って学校を卒業していく、
みんなひとりずつそれぞれの場所を求めてたけど、
進んでいく方向が分からなかった。
そして進んで行く、
それでも進んで行く。
その間、
私たちは恋をしてい...
✪マークはメルヘン・ファンタジー・人間模様の小話でし
止まっている景色の向こうから音が流れてきて、
私たちは誰一人なにも気づかない。
恋をしていた。
友だちが花束とチケットを持って学校を卒業していく、
みんなひとりずつそれぞれの場所を求めてたけど、
進んでいく方向が分からなかった。
そして進んで行く、
それでも進んで行く。
その間、
私たちは恋をしてい...
いつも通りの日常を。生真面目に送りながら、ふとした隙間に幸せを実感する。挨拶をして、人と食事して、つまらないことでも笑えて、電車に遅れないように急いで、時間とともに歩いてる。つらかった頃があったのに、もう、忘れてしまった。
もう一度よく考えてごらん、よく考えなおしててみるんだ。私たちみたいな仲よしは、そうめったにいないんだょ。ここで終わってしまうなんて、とってももったいないってことさ。
雑煮と酒をいただいてほろ酔い気分、少しのどが渇いてしまったので水をいただくことに。悪友が庭に出て井戸から水を汲んできた、これがまたおいしい水で驚きである。さらに友達が二人合流してワイワイと話が弾んだ。この二人はかなり出来上がってから来たので、実にトイレが近く忙しかった。それに紛れて廊下をパタパタと走...